古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

ちまき-背くらべの歌

2011-07-09 13:52:35 | ちまき・笹巻き
「暑い、暑い」
いつの間にか1年の半分が終わった。

今年は、私の記録によると約500本(簡単な巻き方のも入れて約12キロ)を巻いた。
もう1回巻きたくて、友達といっしょに巻くチャンスがあったのに、
体調を崩し出来なかった。

周りの人は、「笹巻の疲れだ」と言うが、私はそれは認めない。
私自身は、パソコンのテキスト作りとじゃがいものせいだと思っている。

ところで
「せいくらべ」という「柱のきずはおととしの・・・・」と歌う歌の
作曲者は静岡市の出身で海野厚さんという方です。

今まで、ここで歌われている「ちまき食べ食べ」のちまきは
私たちが食べているものだとしか思っていませんでした。

しかし、全国にいろいろなちまきがある以上、この歌に歌われているちまきは、
どんなちまきなんだろうと思うようになり静岡市の広報室に聞いてみました。

そうしたら、
≪本市の文化財課と静岡市菓子組合に確認をいたしましたが、
静岡市では、「ちまき」自体が端午の節句にあまりたべられているものではなく、
資料(写真)などもございませんでした。≫
との、返事があり昭和53年に調べられた静岡県の節句の行事を調べたものを送ってくださった。

その記録によると、天竜川より西の地域ではちまきが作られているが、
静岡市にはちまきの記録がない。

結局、どんなちまきかはわからずじまい。
みんながそれぞれの地域のちまきをそれと思って歌えばいいということかな。
ちなみのこの歌は、昭和28年から平成3年まで学校の音楽の時間に歌ったそうですが、
最近は教科書から消えたそうです。