般若心経

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2016-07-26 | Weblog
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畳の表替え
 畳が擦り切れて糸が見え出しました。座敷のいつも座っている場所で、座椅子を置いているので、気にしなければ、構わないのですが、思いきって表替えをすることにしました。
昨日から箪笥の上の荷物の片付け、テレビの配線の取り外しなど大変でした。
 今はボード製の軽い床材を使用しているそうですが、我家のものは数十年来使用し続けている稲藁の重い床材なので、暑い中、畳屋さんにもご迷惑をおかけしました。
 昔、畳の表替えといえば、畳屋さんが縁台のような台を庭先に持って来て、太い針と糸で肘をうまく使っててこの原理で縫い付けていたのを覚えています。
今は一部屋全部の畳を一旦店に持って帰り、機械で作業するため格段に効率はいいようです。
 ところで、畳の裏に「八中先」とか「八マ元」など符号が書かれています。畳の場所を示すものだとは思っていましたが、聞いてみると、文字の頭が部屋の中心を向くように置く、「八」は八畳の間、「先」、「元」は右左、「マ」は枕のことで長辺が他の2枚の短辺に接するように置くなどの意味があります。これに北とか、南とかをつけておけば、誰が並べても同じ並べ方ができるようになっているそうです。
誰が見てもすぐわかるという昔からの畳屋さんの知恵に感心した次第です。