インターホン
60年以上前のことになりますが、玄関に呼び鈴をつけました。小学校で作った「リーン」と鳴るベルです。家中のどこにいても「こんにちは」の声が聞こえるような狭い家ですので、呼び鈴などは必要ではないのですが、遊び半分でつけたものです。当時、呼び鈴は近所ではかなり大きな家にしかありませんでした。実用になっていたかどうかは覚えがありませんが、このベルが壊れてからはブザーに取り換えました。
その後40年ほど前に家を増築した際にこれを「ピーンポーン」と鳴るチャイムに取り換え、そのあと音声が聞こえるインターホンに取り換えました。取り換える必要もなかったと思うのですが、新しいものへの興味本位だけだったかもしれません。ベル、ブザー、チャイム、インターホンと進化を遂げてきたわが家のシステムですが、ここでストップし昭和レトロなインターホンの小さなボックスが玄関の柱についたままです。
時代は来訪者の顔が見えるテレビホンが発売され、さらに今では工事不要のワイヤレステレビドアホンになり、スマホで対応することもできるようになっているようです。
更改のストップは新しいものへの興味がなくなったか、身の程をわきまえるようになったか、それとも年のせいかもしれません。
前置きが長くなりましたが、このインターホンに先日から声にガリガリという雑音が入るようになりました。
ついに取り換えの時期が来たか、でも直るものなら直してみようと、玄関のボックスを開けてみると中に虫が巣を作っていました。ボックスは防水タイプですが、配線のわずかな隙間から入って来たようです。この巣を取り除くと音はまたきれいに聞こえるようになりました。
少し色の褪せたボックスは古い柱に似合っています。
60年以上前のことになりますが、玄関に呼び鈴をつけました。小学校で作った「リーン」と鳴るベルです。家中のどこにいても「こんにちは」の声が聞こえるような狭い家ですので、呼び鈴などは必要ではないのですが、遊び半分でつけたものです。当時、呼び鈴は近所ではかなり大きな家にしかありませんでした。実用になっていたかどうかは覚えがありませんが、このベルが壊れてからはブザーに取り換えました。
その後40年ほど前に家を増築した際にこれを「ピーンポーン」と鳴るチャイムに取り換え、そのあと音声が聞こえるインターホンに取り換えました。取り換える必要もなかったと思うのですが、新しいものへの興味本位だけだったかもしれません。ベル、ブザー、チャイム、インターホンと進化を遂げてきたわが家のシステムですが、ここでストップし昭和レトロなインターホンの小さなボックスが玄関の柱についたままです。
時代は来訪者の顔が見えるテレビホンが発売され、さらに今では工事不要のワイヤレステレビドアホンになり、スマホで対応することもできるようになっているようです。
更改のストップは新しいものへの興味がなくなったか、身の程をわきまえるようになったか、それとも年のせいかもしれません。
前置きが長くなりましたが、このインターホンに先日から声にガリガリという雑音が入るようになりました。
ついに取り換えの時期が来たか、でも直るものなら直してみようと、玄関のボックスを開けてみると中に虫が巣を作っていました。ボックスは防水タイプですが、配線のわずかな隙間から入って来たようです。この巣を取り除くと音はまたきれいに聞こえるようになりました。
少し色の褪せたボックスは古い柱に似合っています。