般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2021-12-31 | Weblog

 「『札所めぐり』のひみつ」
   歩き方・楽しみ方がわかる本
   (八木 透 監修メイツユニバーサルコンテンツ p.144)

 もう十年以上前のことになりますが、近所のお年寄りに頼まれて台所に手すりを付けたことがありました。作業が終わりお茶をごちそうになっているとき、亡くなったご主人のものだと言って数十冊の朱印帳を見せてくれました。四国、中国、西国、秩父から北海道の方まで全国の札所です。
ご主人は物静かな方で札所巡拝をなされている話など全くされていなかったため、驚きました。ビデオや写真など整然と整理されており、少しあこがれました。



 先日、図書館の新刊書棚にありましたので借用しました。
監修者八木 透さんは佛教大学教授です。

第1章 札所めぐりの基礎知識では
札所めぐりの意義からお参りの仕方、御朱印、札所めぐりの歴史などについて解説されています。

第2章 全国札所(巡礼)ガイトでは
全国の霊場等43コースを紹介しています。

日本には1400ヶ所を超える巡礼コースがあるそうです。

全国の巡礼コースを見るだけでも夢をみることができます。

昨年と今年はコロナのため移動がままなりませんでした。
来年は心配なく札所めぐりができますように。


皆様 よいお年をお迎えください


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2021-12-29 | Weblog

 「現代語版 論語と算盤《そろばん》」
   (audiobook 渋沢栄一 守屋 淳訳 筑摩新書 7時間8分)

 26日NHK大河ドラマ「青天を衝け」が最終回を迎えました。
【武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一。人一倍おしゃべりの剛情っぱりで、いつも大人を困らせていた】(NHK HPより)
恥ずかしながら、渋沢栄一という人物については、明治維新時の実業家、次の一万円札の肖像画、という漠然としたイメージ以外あまり知りませんでした。
 ドラマを見て audiobook「論語と算盤」を購入しました。
この「論語と算盤」は栄一が著述したものではなく、栄一の講演の口述90項目をまとめたものです。

【目 次】
はじめに
第一章 処世と信条
第二章 立志と学問
第三章 常識と習慣
第四章 仁義と富貴
第五章 理想と迷信
第六章 人格と修養
第七章 算盤と権利
第八章 実業と士道
第九章 教育と情宣
第十章 成敗と運命
十の格言
渋沢栄一小伝

 目次を見ると難しい話と思われそうですが、そうではなく分かりやすい話です。
「論語と算盤」、およそ似つかわしくないこの二つの語を結び付けた栄一の生涯。ドラマの中では論語という言葉はあまり出てこなかったと思いますが、この書を聞いて栄一が深く論語、儒教に帰依していたかがよく分かります。「およそ社会で活動しようとするものは論語を熟読すべき」とまで言っています。
また栄一はキリスト教、仏教、儒教の比較を行っています。キリスト教、仏教は宗教としてそれぞれよいところがあるが、儒教には迷信や奇跡がないことを栄一は揚げています。手段としての論語はその達悦した内容から中国、ベトナム、韓国、日本に広く浸透した。栄一はこの論語を実業界に取り込もうとしました。官から民、実業界へ身を転じるとき、栄一は論語を学び直します。そしてすべての事業は論語を教科書としたと言い、論語は商売のバイブルとも述べています。
なお、この「論語と算盤」という言葉は後世の著述家のことばではなく、栄一自身が講演会の中で話した言葉です。
 ところで、テレビ「青天を衝け」では毎回北大路欣也さん演じる徳川家康が出演しています。栄一が仕えたのは徳川幕府最後の将軍徳川慶喜です。なぜ徳川家康が毎回でてくるのかふしぎに思っていましたが「論語と算盤」を聞いて分かりました。
栄一は家康を最高の武将、政策家であると讃えています。人の使い方、配置など戦国武将の中でずば抜けていた、また家康が論語を熟知していた、有名な家康遺訓についても論語の影響が窺えると解説しています。
栄一はその事業を行う上で、論語とともに家康についても教科書としたようです。

 「論語と算盤」は複数の書籍として出版されています。

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2021-12-27 | Weblog
 迷惑メール、電話

 皆様方、最近パソコンのメールに迷惑メールが多くないですか。
メルマガを含む本来のメールよりも多い時もあります。
アマゾン、楽天、メルカリ、ETC、カード会社などを名乗り、その内容は「アカウントを停止しました。停止します」「異常な支出がありました」「パスワードを変更してください」「緊急連絡」など様々です。
 そんなにカードをもっていないよ、少しは調べてから送ったらと思うのですが、おそらく 無差別に発信しているのでしょう。
しかし、私のアカウントが詐欺グループに渡っていることは確かなようです。
 ところで以前にも調べたことがありましたが、加入電話(固定電話)についても調べてみました。
ほとんど不在時にかかってきたもので、着信履歴、留守電から相手を調べました。
最近の60件ほどです。
内訳は
健康食品等 4
保険見直し、勧誘 11
電力料金プラン見直し 9
太陽光発電 1
携帯電話 1
光ケーブル 3
証券勧誘 5
新聞勧誘 4
世論調査 選挙調査 5
不用品買い取り 3
リホーム 5
番号非通知 5
番号掛け間違い 1
相手先不明 5
実際に必要な連絡事項 4
番号非通知5件は詐欺電話でしょう。
その他のほとんどがセールス電話です。
今では必要、緊急連絡は携帯へかかってきます。
ということは加入電話は必要がない。固定電話加入数が10年間で半分以下になっているそうです。
 詐欺電話の多くが家庭の固定電話に掛かってきていることを考えれば通信手段として携帯を持っていれば、加入電話はかえってないほうがよいかもしれません。

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2021-12-25 | Weblog
 加湿器あれこれ

 加湿器を買ってきました。



ディスカウントショップで2,980円でした。
 50年以上前、石油ストーブを使っていた頃はストーブの上にやかんを置いて沸かしていました。その後石油ファンヒーターに替えたとき加湿器を買いました。この頃から加湿器には超音波式とスチーム式がありました。物珍しさから超音波式を購入しました。その後壊れては取り換え、今回で5台目になります。すべて超音波式です。効果はそれほど変わらないのでしょうが、スチーム式に比べて白い蒸気が噴き出す超音波式の方が加湿しているという気になります。
 最初加湿器を買った時、数ヶ月で調子が悪くなりました。よく見ると水槽とタンクの中にカビ(雑菌)が透明なゼリー状になって付着していました。その後のものは抗カビ、抗菌処理がなされているそうですが、初期のものには処理がなされてなく、頻繁に内部の清掃が必要でした。(最近のものでも清掃は必要です) 失敗の思い出です。また水に含まれるカルキが白い粉となってテレビや家具にくっついていました。
 今回取り換えるにあたり、ネットで見ると空気清浄機能付きとか数万円の高級機種から数千円までいろいろなものがありました。
今回は安いのものを選びました。安くてもカルキ除去フィルタや抗菌カートリッジがついています。ただ湿度調整機能がありません。これは失敗。
次回は考えて購入しようかと思っています。









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2021-12-23 | Weblog
 肺の健康

 先週のことになりますが、市の大学連携講座を受講しました。
講師は川崎医科大学呼吸器内科学小賀 徹教授
テーマは「正しく知ろう 肺の健康」

講演の内容
1. COPDと喘息
2. 睡眠時無呼吸症候群

最近よく聞くCOPD
hronic(慢性) bstructive(閉塞性) ulmonary(肺) isease(疾患)
肺の細胞が破壊されて空気が溜まる肺気腫と気管や気管支に慢性的に炎症を起こす慢性気管支炎の総称。
日本人の8.6%が罹患している病気。
その最大危険因子は喫煙、発症は20年後になるためその危険性が認識されていない。
COPD患者の約90%が喫煙者である。
循環器疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、心不全、虚血性心疾患)患者にはCOPD有病率が高い。・・・タバコは万病の元。

など、講座は17日に開催され、オンライン受講のための収録も行われました。

 先週のことをなぜアップしようと思ったかと言いますと、昨日、街で歩きながらタバコを吸っている人を見たからです。歩きながらタバコを吸うことが悪いというのではありません。人混みでもなく、喫煙禁止区域でもありませんし、今は携帯用の吸い殻入れもあります。ただ今どき、めずらしいなと思いました。
 今の若い人には信じられないことですが、昔の職場では勤務中の喫煙が普通でした。机の上には灰皿があり、事務室内にはいつもどこかで細い白い煙が立ちのぼっていました。空調などの設備もない室内は、ひどい時には靄がかかったようになっていました。また路上喫煙が常態化しており、道路上にはポイ捨てされた吸い殻が散乱していました。
当時は喫煙による健康被害などほとんど警鐘されてなく、受動喫煙という言葉もありませんでした。
 そのような環境を経てきた経験から、今でもタバコを吸っている人を見ても特に違和感なく受け入れることができていました。

ですが、昨日改めて思いました。
「喫煙はよくないようですよ」


昨日は昼間の時間が一番短い冬至でした。
参考に
日の出が一番遅い 2022/01/07 07:12
日の入が一番早い 2021/12/05 16:54
お正月の日の出 07:12
(岡山)


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2021-12-21 | Weblog
 イノシシ

 9月頃から観音堂へ向かう参道脇の土が掘り返されるようになりました。笹や雑草のある所だけでなく、ソフトボールくらいの石がごろごろしているところも掘り返されています。掘り出された石を戻しても翌朝にはまた掘り出されています。
どうもイノシシの仕業のようです。
お参りに登る人が埋め戻し、また掘られては埋め戻し・・・バトルは続きました。私もときどき石を穴に戻して靴で踏み込んでみましたがダメでした。
 中でも地中に設置している水道バルブの周りが特にひどく、バルブにかぶせている径20㎝高さ30㎝ほどの蓋つきの塩ビパイプまで掘り出される始末です。ここも数回埋め戻しましたが、その都度掘り出されました。さすがにたまりかねて、お堂のお守りをされている方がバルブの周りにコンクリートブロックを敷き詰めました。まさかブロックは掘り起こさないだろうと思っていたのですが、・・・だめでした。
 11月初め、お堂のお守りをされている方に話し、試しに農薬(粉剤)を撒いてみました。ネットで見ると動物忌避剤というものがありましたが、農薬でもそのきつい臭いで寄り付かないのではないかと思ったのです。
その後、どうなったでしょうか。・・・成功です!! ここひと月ほど被害はありません。




 お墓の道もよく荒らされていたのですが、農薬を撒いてからは寄り付かなくなりました。




先日香川県善通寺五岳山で見たイノシシです。





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2021-12-19 | Weblog
 五岳山

12月18日(土)
JRみの~五岳山~善通寺~JR丸亀

 出釈迦寺奥の院護摩祈願の日でしたが、コロナ感染防止のため祈願は中止。それでも麓から奥の院まで歩いて多くの人が登って来ていました。縦走している中高年のグループも多数。
今年一番の寒さとか、地面はところどころ凍っていました。







ひなは巣立っていました




筆の山山頂
木が伐採され東側の眺めが一変


いつもなるほどな と思います


丸亀駅前


坂出駅前













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2021-12-17 | Weblog

 登山靴

 登山靴を取り換えました。以前にアップしたことがありますが、毎回、通販で同じメーカーの同じタイプの靴を選んでいます。異なる靴を選べば履き心地のもっといい靴に出会うのでしょうが、靴は一週間ほど履くとほんの僅か変形するのでしょうか、足に合わないこともあります。無難さを選んで今回も同じものにしました。
 今年9月、足に魚の目ができたとき、先生から靴が足に合っていないか、加齢により足が変形していることが原因であると言われました。自分では気づかないうちに足が変形していることは否定できません。次回は店まで出かけ、試し履きをしようかと思います。




写真ではまだやっていませんが、
靴ひもを前から4番目のリングに結びつけておくと
足先が締め付けられなくなります。



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2021-12-15 | Weblog
 瀬戸内寂聴さん

 1カ月前11月12日、新聞各紙は第一面に「瀬戸内寂聴さん死去」と報じました。その後の新聞には寂聴さんをしのぶ数多くの投稿が続きました。皆さん、寂聴さんに感銘、影響を受けられたことを懐かしまれています。
 図書館には数多くの本が納められていますが、私が借りた本を記録から拾い出してみました。
「寂聴観音経」
「寂聴古寺巡礼」
「寂聴般若心經」
「わたしの好きな仏さまめぐり」
「やっぱり嵯峨野に行こう」
「瀬戸内寂聴と歩く四国遍路」
このうち「寂聴古寺巡礼」はその後図書館のリサイクル本譲渡会で再会し手に入れました。
 また図書館から借用したものに
「寂聴法話集全12巻(CD)」があります。
これは昭和61年から平成9年までの嵯峨野寂庵での法話を収録したもの(12巻は徳島での講演)です。
スマホに入れてウォーキング、畑作業などのときに聞いています。
毎回「今日、いちばん遠くから来たと思う人」「この中でわたしがいちばん長く生きていると思う人」という質問から始まります。テーマは出家・修業・釈迦・巡礼・無常・彼岸・六波羅蜜・愛・老い・死と墓・祈り・定命と多岐にわたり、仏教の話に加えソ連の崩壊、イラク戦争などの話もあります。
もう何十回と聞いて、筋は覚えてしまっているのですが、毎回、寂聴さんの張りのある声を聞くだけで楽しくなり、元気をもらうような気がします。仏の教えをわかりやすく説き、参拝者を引き込み、ときに漫談かとも思われるようなすばらしい話術には さすが「作家・僧」と肩書されるだけのことはあると思わされます。
 今では寂聴さんの法話はYouTubeでも聴講することができます。
ご覧になられた方おられると思いますが、
下記は2015年岩手県天台寺での法話です。
「瀬戸内寂聴さん 1年5カ月ぶりに青空法話」
https://www.youtube.com/watch?v=lyGH-89Br5c
これも音声だけをスマホにいれています。
この終わりに寂聴さんが質問を受け付けました。
一人の男性の質問、「天台の教えとはどのようなものでしょうか?」
これに対し、寂聴さんは
「己を忘れ他を利する。自分の幸せを忘れ、他の人の幸せを祈りなさい。己を忘れ、他を利するは慈悲の極みなり。・・これが天台宗を創られた最澄さんの教えです」と話されていました。

  話が変わりますが、たまたま昨日のこと、鎌倉臨済宗円覚寺ホームページの中の
「管長(横田南嶺老師)のページ」
https://www.engakuji.or.jp/blog/34574/
(ページの終わりに動画へのリンクがあります)
を見ていると「情けは人のためか」と題して「利他」についてのお話がありました。
もしよろしかったら上記ホームページをお訪ねください。


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2021-12-13 | Weblog

 棕櫚伐採

 隣家との境にある棕櫚の木を伐採しました。



 子供のころにはなかったと思う棕櫚の木が、 今では庭の中で一番高く隣家の屋根を越すまでになっていました。風が吹くと よく倒れないなと思うくらいしなっています。前々から茂った葉を剪定する都度、もし倒れたらどうしようと心配していました。今年6月、近くの山の大きな木が倒れて民家の屋根を壊していました。また木の側、中ほどの高さに電話線と電灯線が通っています。万が一、木が倒れて電話線と電灯線を切ってしまうようなことがあれば、わが家だけでなくご近所まで迷惑をかけるようなことになり大変です。
 暮れを前に伐採することにしました。
棕櫚の木は十数年前に伐採したことがあります。見た感じより非常に重く根本より切り倒すと側の木は潰されること間違いありません。また万が一倒れる方向を間違え隣家の屋根を壊したり、また怪我でもすると笑い話にもなりません。いろいろ考えた末、電灯線の高さより少し下、木の高さの約半分くらいのところで切ることにしました。
ロープで養生し、無事に切り取ることができました。



半日かかりました。



 高さを計ると6.2メートルでした。
 安心してお正月を迎えることができそうです。