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世界津波の日制定、二階オリジナルに政財界から称賛 〈2015年12月9日〉

2015年12月09日 08時30分00秒 | 記事

出席者から祝福される二階会長


 自民党の二階俊博総務会長(76)=御坊市島、当選11回、志帥会(二階派)会長=のインドネシア勲章受章を祝う会と日インドネシア文化経済観光交流団帰国報告会は7日、東京の日比谷松本楼本店で開き、福田康夫元総理、林幹雄経産大臣、仁坂吉伸知事ら来賓をはじめ親しい政財界関係者ら約300人が出席。5日に国連委員会で採択された「世界津波の日」を実現させた手腕に「まさに二階オリジナル」と称賛の声が相次ぎ、二階会長は「万感の思いを込め、ご支援に感謝します」と述べ、国土強靱化、津波防災への決意を新たにした。
  
 日本インドネシア協会長の福田元総理は、世界津波の日制定に「まさに二階オリジナル。一生懸命にやられた成果であり、良かったと思う」と称賛。インドネシア訪問にも「大きな成果を上げたと報告いただき、私もうれしく思います。インドネシアに1000人を超える人が訪問したのはおそらく初めてでこれも二階オリジナルだ。格式の高い勲章も授与され、おめでとうございます。両国の友好交流のため、今後も二階先生にお世話していただきたい」と述べた。
 林大臣は「二階先生は言ったことは必ず実現させる。世界津波の日の制定もそれを証左しており、本当に凄いと感服している」、仁坂知事は「世界中を動かし、世界津波の日を制定させた。二階先生は我々和歌山県人の誇り。津波防災、地方を含めたインドネシアとの交流促進にも一生懸命頑張りたい」、政治評論家の森田実氏、作家の大下英治氏は「国連で世界津波の日を制定させたのは日本の歴史において快挙だ」と二階会長の手腕をたたえた。
 二階会長は「世界津波の日が決定したことを大変光栄に思う。国会議員の同志がチームを組み、100以上の大使館をすべて周り、賛同を呼びかけてくれるなど多くの協力のお陰で国土強靱化、防災の重要性が世界中に伝わった。142カ国が共同提案に賛同してくれたことは日本の外交史上でもめったにないこと。万感の思いを込め、皆さんのご支援、ご協力に感謝したい」と述べ、津波から一人でも多くの命を救うため、地球規模で防災立ち向かう決意を示した。
 インドネシア訪問ではインフラ整備投資をはじめ経済や防災、農業、青少年など各種分野での交流促進に取り組むことで合意しており、二階会長は「大成功を収めた。参加いただいた1100人もの民間大使の皆さんに感謝したい」と報告し、インドネシア駐日特命全権大使のユスロン・イザ・マヘンドラ氏が「勲章おめでとうございます。1100人が訪問したのは偉大なこと。両国の歴史の中でも初めてではないか。両国の将来は明るいと確信している」と返礼。乾杯のあと、和やかに懇談した。


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