朝市で野菜などを買い求める
日高川町三百瀬地区の住民でつくる「三百瀬元気づくりの会」が27日、三百瀬公民館周辺で「みよせ元気朝市」を開催。地元で穫れた新鮮な野菜、花き、果物を販売し、買い物客で賑わった。
国の過疎地域等自立活性化推進交付金・過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業に採択されたのを受け、元気づくりの会を発足し、朝市などを開催している。
2回目の今回は温州ミカン、白菜、大根、ブロッコリー、サツマイモ、チンゲンサイ、カボチャ、小カブ、串柿、イチゴ、もち米、サカキ、ゆずり葉、ビシャコなどのほか、地元の若者が焼き芋を販売。町外からも買い物客が訪れ、住民に調理方法を聞いたりと会話が弾んだ。
農産物を販売する部会が中心となって行われた朝市とは別に、子育て支援部会が子ども対象にバルーンリリースを企画。カードに好きな絵やメッセージを書いて風船にくくりつけ、カウントダウンに続いて一斉に放ち、高く上がっていく風船を見守った。また、会場では来除者に手作りの豚汁が振る舞われ、買い物客を喜ばせた。
小池敬治会長は「この事業を通じて三百瀬の人たちがコミュニケーションをとり、最終的には他地域から三百瀬に移り住んできてほしい。今年は新たに2人が三百瀬に移住してくれました。活動を通じて、さらに住民の結束が強くなれば」と話した。
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