そうだったんだ!読書メモ~~今日見つけた3つの「ヘェ〜」

欲張って1冊の本からたくさん学ぼうとしても無理っぽいので3〜4つにポイントをしぼってます。

☆☆☆【kindle】セルフコンパッション:最良の自分であり続ける方法 有光興記 著 ダイヤモンド社

2020-06-10 23:05:00 | 読書

わりと新しく注目されるようになったコンセプトですよね。僕が知ったのはここ一年以内です。なので定義から始めていきます。


◉正しくは、自分の悪いところだけでなく、良いところにも気づき、受け入れることで、自分への温かく優しい感情を高めていくことである。

(これがセルフコンパッションの定義です。自分を責めすぎてストレスを与えるとトータルでの効率が悪くなります。)


◉考えや感情を頭の上を通過する葉っぱのように捉えてみると、ただ感覚が変化しているのにすぎないことに気づく。このように、いまこの瞬間に、判断することなく、さまざまな感覚に気づき、それを描写し、受け入れることが、マインドフルネスである。

(こちらがマインドフルネスの定義です。よく似たものに脱フュージョンというものがあります。そちらは思考とは単なる言葉のかけらの集まりと考え、思考には何の強制力もないとする考え方です。どちらもレジリエンス、落ち込みから復帰する時に手助けになります。)


◉デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)が活動していると、それだけ雑念が頭に浮かんでいて疲れやすい状態と解釈でき、DMNの活動がふだんよりも低下していると、心が平静なことを表している。それらの研究では瞑想時にDMNが低下することが明らかになっている。

(実際、脳の酸素消費量はDMNが活性化している時に最大になるというのは有名な話ですね。)