お盆も過ぎ、関東地方は今日も朝から真夏の日差しがキツく、残暑も厳しい
が、夏至の頃に比べると夜明けの時間は遅くなり、日没時間も早くなってきた
と感じる、これから秋に向かって日暮れの時間はどんどん早くなって行く。
残り少ない夏の日々を惜しむように、裏山の森では夜明けとともにセミの大
合唱が始まる。
夜明けと夕暮れどきに聴こえるカナカナカナ~のヒグラシの声はまだ、涼しさ
も感じて風情があるが、日中ジージーと鳴き続けるアブラゼミはまだ許せる
範囲だが、庭先の柿の木に止まって突然大音量でミーンミーンと鳴くミンミン
ゼミは暑苦しさが一層増す。
その他、ツクツクボウシやクマゼミの鳴き声も加わって、一日中蝉しぐれが
止むこと無く続いている。
この蝉しぐれも今が盛だが、季節の変化とともに徐々に弱くなり、やがて秋
の虫の音にその座を譲る事になる。
※散歩の川沿いにて、手前はガマの穂とアオサギ、奥はゴイサギ。