庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

生き延びた蟷螂と女郎蜘の巣。

2014-10-18 10:48:16 | 日記・エッセイ・コラム
秋が深まるにつれて、庭に咲いている花の数もだんだん少なくなり、訪れる蝶や虫達も
少なくなり少し寂しく感じるころである。

そんな中で、頑張っている?のが女郎蜘蛛で、派手な色の模様で家の周りや庭先の木等
あちこちに蜘蛛の巣を張り巡らせて獲物が掛かるのをジッと待ち構えている、チョッと
数えただけで20個近くの巣があり、まるで蜘蛛の巣屋敷か蜘蛛の巣銀座?状態。

庭先や家の周りの通路を歩く際、ウッカリすると顔や頭に蜘蛛の巣が引っかかってしま
うので気を遣うが、彼らも一生懸命生きていると思うのでむげに取り払ったりせずに、
静かに見守ってやりたい。

獲物を待ち受ける女郎蜘蛛



初夏のころ、巣から生まれたばかりのカマキリの赤ちゃんの記事を書いたが、あの時
巣からぞろぞろと這い出して巣立っていった、数百匹ものカマキリの赤ちゃんの中で、
無事に秋まで生き延びたのは、この数日間よく見かけるこの1匹だけ?かもしれない。

改めて自然界の厳しさを感じる、ちなみにこのカマキリは先日我が家の庭先に巣を作り
無事に産卵を終えた、これでまた来年に命を継なぐ事が出来る。

生き延びた蟷螂、生まれたばかりの頃は体長わずか数ミリだったが、体長10cmくらいに
なり立派に成長している。
コメント
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