庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

緑と茶色ひょうきん顔のオンブバッタ

2020-09-14 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

日中はまだ暑さを感じるものの・・

朝晩はスッカリ涼しくなって秋の訪れを実感します。

今日は庭先で撮ったマリーゴールドの葉っぱを食べる
オンブバッタの顔面写真をアップします。 

葉陰からこちらを見つめる緑色のオンブバッタ。

ムーミン顔?それともネズミ男?(笑)想像すると面白い!

オンブバッタも、カマキリと同じで緑と茶色の個体がいます。

こちらは茶色のオンブバッタ、
馬面で、なんともとぼけたひょうきんな顔ですね!

マリー・ゴルドの葉っぱを全部食べちゃダメだよ!

緑と茶色のツー・ショット。

ところでオンブバッタは、親が子をおんぶしている姿だと、
ずっと勘違いしてましたが・・・

実は、メスを独り占めして交尾するために、小さなオスが
メスの背にしがみついているのだそうです。。

メスの背に必死で乗っかろうとするオスのオンブバッタ。

虫の世界では、メスがオスより大きい”蚤の夫婦”が多い。

オッと!こちらは緑と茶色の異色カップルですね。 

果たして、このカップルの子供は何色で生まれるのでしょうか?

緑と茶色のシマシマ模様??なんちゃって!余計なお世話か。(笑)

オンブバッタやトノサマバッタ等バッタ類の場合は、同じ種類でも
周囲の環境によって、体色や体形や行動も変化するそうです。

・周りにあまり仲間がいない個体密度が低い場合は緑色で一人(一匹)
 で行動し性格も大人しい。

・逆に個体密度が高く、周りに仲間が溢れかえっている場合は、茶色と
 なり集団で行動して、性格も攻撃的になるそうです。

いずれも、環境に合わせて生きのびる為の知恵だと思いますが・・
虫の世界も色々あって面白いですね! 

 

コメント (2)
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