作家の五木寛之は健康に関するエッセイ本も数多く書いていますが、
髪を洗わない事でも有名?で本の中で新人作家の頃は年に二回ほど、
年をとるとともに春夏秋冬の四回洗うようになり、最近でも二ヶ月に
一回くらいしか洗わないと書いています。(@_@)!
五木さんが髪を洗わなくなったのは、若い頃に海外を歩き回った時の
見聞によるそうで、当時のインドや東南アジア、モンゴルの遊牧民や
ネパールの山岳民など一生の間に髪を洗わない人が大勢いたそうです。
しかし彼らの髪は実にたくましく、ハゲ頭の人はほとんどいなかった
そうです!
確かにインディアンにはハゲの人はいないという話は聞いたことがある。
今の若い人に髪が薄い人が多いのはTV等のコマーシャルに乗せられて、
洗髪やケアのやり過ぎ?で皮脂が無くなっているせいかもしれません。
五木さんはそのような経験と直感にもとづいて、髪を洗いすぎるのは
良くないと言っています。
清潔のしすぎも自然から見ると不自然であり、人間は本来自然の中で
色んな菌類と共存、共生しながら暮らしています。
人は身体の皮膚や体内に何十種類もの常在菌や、無数の微生物と共生し
ながら生きています。
もちろん不潔にしずぎは良くありませんが、あまり清潔にしすぎると・・
最近のコロナ禍のウィルス対策等で過剰?なほどの殺菌、消毒などのやり
すぎ?で、身体の皮膚の表面に共生していて雑菌やウィルス等の侵入を防
いでくれている善玉の常在菌まで一緒に洗い流してしまうと・・
身体が本来持っている病気に対する抵抗力や免疫力が落ちてしまうので、
雑菌やウィルス等の侵入を許してしまい、返って病気等にかかりやすく
なってしまいかねません。
何事もほどほどに「ちょうど良い加減!」が一番です。
ちなみに、ズボラ?なじーさんの私は五木さんほどではありませんが、
風呂には毎日入りますが・・
禿げるのは嫌なので、洗髪は週に一回程度です。(^_^;)。。
庭先に遊びに来た近所の茶トラのニャンコ。
イモカタバミの咲くこの場所が気に入ったのか?
ニャンとも気持ちよさそう~にリラックスして、
すっかり寛いじゃってます。