秋はしみじみともの思うのにふさわしい季節ですが・・・
「秋思(しゅうし)」とは、そんな人生の意味などを深く
見つめ想うことをいう言葉です。
「枕草子」に「秋は夕暮れ」とあるように、秋は夕暮れ時
が最も風情があると言われています。
古来、「ものの哀れは秋こそまされ」と言われているように、
秋は暮れゆく夕陽や月などを眺めながら、人生の寂しさやは
かなさなど、しみじみと想うのに相応しい季節ですね。
昨日の夕暮れ散歩で観た晩秋の夕焼け空。
マジックアワーですね!
木立の向こうに沈む夕陽。
秋の夕陽は美さの中に、何となく物悲しさや
侘しさを感じさせる・・
そしてこちらは、昨日のNHKで放送されたの大河ドラマ「光る君へ」
の中で、栄華を極めた「藤原道長」が祝宴で月を眺めて詠んだ和歌、
通称『望月の歌』
「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば」
を観た後で、夜空を見上げて撮った少し欠けた十六夜の月です。
やはり、満ちたるものはやがて欠ける
それが自然の摂理というもの。。
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