庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

愁思~秋は夕暮れ

2024-11-18 10:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

秋はしみじみともの思うのにふさわしい季節ですが・・・

秋思(しゅうし)」とは、そんな人生の意味などを深く
見つめ想うことをいう言葉です。 

「枕草子」に「秋は夕暮れ」とあるように、秋は夕暮れ時
が最も風情があると言われています。 

古来、「ものの哀れは秋こそまされ」と言われているように、
秋は暮れゆく夕陽や月などを眺めながら、人生の寂しさやは
かなさなど、しみじみと想うのに相応しい季節ですね。

昨日の夕暮れ散歩で観た晩秋の夕焼け空。

マジックアワーですね!

木立の向こうに沈む夕陽。

秋の夕陽は美さの中に、何となく物悲しさや
侘しさを感じさせる・・

 

そしてこちらは、昨日のNHKで放送されたの大河ドラマ「光る君へ
の中で、栄華を極めた「藤原道長」が祝宴で月を眺めて詠んだ和歌、
通称『望月の歌

この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも 無しと思へば

を観た後で、夜空を見上げて撮った少し欠けた十六夜の月です。

やはり、満ちたるものはやがて欠ける

それが自然の摂理というもの。。


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