「照葉(てりは)」とは燦々と降り注ぐ晩秋の陽を受けて、
紅葉が色鮮やかに輝いている様子。
陽ざしを受けて輝く葉なら春の新緑や若葉も、十分に美しい
と思いますが・・
「照葉」は紅葉に限って使う言葉らしい。
仕事や家庭に追われていた若い頃は木々が色付いても・・
気づかなかったり、目に入らなかった紅葉風景が歳を重ねるに
連れて勝手に目に入って来るようになった。
道を歩きながら陽に輝く木々の美しい紅葉風景を見あげながら、
じっくりとその美しさを堪能していても・・
人々は何も気付かず、ただ黙々と脇を通り過ぎて行ってしまう・・
そんな時、身の回りにもこんなにも美しい四季の彩りがあるのに
気付かないなんて、もったいないと話だと思うのだが・・
単に自分が歳を重ねた事で、今まで見えてなかったものも見えて
来るようになっただけの事なのかも知れない。。
陽射しを受けて鮮やかに輝く蔦の「照葉」。
鮮やかなモミジの照葉の下で遊ぶ親子。
照葉がよりいっそう美しいと感じるのは・・
燃え尽きる前に最後の生命の輝きを放っているように
感じるせいなのかもかも知れない。。
落葉して、最後の輝きを放つモミジの照葉。
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