庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

寒蝉鳴(ひぐらしなく)

2020-08-12 19:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、立秋の次候(8.12~8.16)は
寒蝉鳴(ひぐらしなく)です。

蝉(せみ)は夏の季語ですが、法師蝉(ほうしぜみ)や
蜩(ひぐらし)は秋の季語になるそうです。。

「寒蝉」はツクツクボウシとヒグラシ、どちらにも
使われる言葉なのだそうですが・・

七十二侯では(ひぐらしなく)となっていますので、
やはりヒグラシのことでしょう。

日中の猛暑もようやく少し和らいだ夕暮れ時、庭先で
植物の水やりをしていると、隣の森からカナカナカナ~
と涼しげなヒグラシの鳴き声が聴こえてきた。

この声を聴くと、何だか涼し風が一緒に吹いてくるよう
な気がしてホッとしますね。

カナカナカナ~と涼しそうな声で鳴き交わすヒグラシ。

早朝か夕方、涼しくなってから鳴くカナカナ蝉の
合唱、蝉しぐれは・・

自然の揺らぎのリズム感があって、
聴いていてとても心地よい。。

今日もまた寝苦しい熱帯夜が続きそうですが・・

涼しくなるまであともう少しの辛抱ですね!


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2 コメント

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ひぐらし  (もののはじめのiina)
2020-08-15 12:06:46
セミといえば夏なのに、
蜩(ひぐらし)が秋の季語とは意外です。
そのうえ「寒蝉」というセミもいるとは・・・おもしろいです。

わが家には、カナカナと鳴いた声を聞いたことがないのに、たった一日だけ耳にしました。

ひょっとして、さすらいのカナカナだったカナ ❔

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カナカナ (庭先の四季)
2020-08-16 11:55:53
もののはじめのiinaさん、こんにちは。
カナカナは7月中頃から鳴き始まますが、きっと鳴き声が
涼しさを感じさせるので秋の季語になったと思います。
森や林の中では良く鳴いてますが・・
街中ではあまり聴いたことがありませんね。
返信する

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