庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

実りの秋~禾乃登る

2024-09-02 10:18:35 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は久しぶりで晴れて眩しい朝日が覗いたが、もうあの
真夏のジリジリと肌を焦がすようなキツイ日差しでは無く、
日差しも少しずつ和らいで来たように感じる。

二十四節気七十二候、処暑の末候(9/2~9/6)は「禾乃登る
(こくものみのる)
」です。

禾とは稲や麦などの穂先に生えている毛のことで、田んぼに
稲が実り黄金色の稲穂を垂らす頃です。

「登」には実るという意味があり、「禾(のぎ)」の字はもと
もと穂をたらした稲の姿を描いた象形文字だったそうです。

黄金色に色づく舞岡公園の里山田んぼ。(在庫写真より)

稲穂を渡る風も爽やかです。

実るほど頭を垂れる稲穂かな・・

実るほどに謙虚に頭を垂らす稲穂を教訓として・・

人もまた常に驕ること無く、感謝の気持ちを持って
生きていきたいものですね。。

田んぼの側にいたコバネイナゴ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長月~「行き合いの空」 | トップ | 九月の雨に濡れて咲く庭の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事