この「頭渡し」に関しては、関西大学博物館の「阡陵」という冊子のNo.68を参考にしています。1987年の神事の写真が掲載されています。
祭りの関係者からのお話を後日聞いて、今との違い等を調べられればと思います。
「頭渡し」の始まり。お祓いを受けて清めます。
前列が来年祭りをおこなう方々、後列が今年祭りをおこなった方々になります。
向い合い、頭を付けた状態で、頭衆の印である数珠(竹の管のもの)を掛け渡します。
はじめておこなう人は戸惑い、やり方が今ひとつわからないようでした。
回りの方に教えていただきながら無事引き継ぎを終えました。
その後、全員で玉串を奉納して、なおらいに移ります。
祭りをおこなう当番をとうや(頭屋)、頭人と呼ばれ、その引き渡しをおこなうので、
頭(額)をつけておこなうようです。