くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

イル君 『酔中トーク』インタビュー①

2019-08-07 01:56:53 | チョン・イル
 
 
 
 
 
 
 
『酔中トーク①』チョン・イル‘巡礼の道を350km歩いて多くのことを感じて’
 
 
体も心も元気だ。

代替服務を終えて無事にドラマ『ヘチ』まで終わらせたチョン・イル(32)は余裕を見せた。

2006年 交通事故に遭って脳動脈瘤の診断を受けた彼は 瑞草老人療養センターで社会服務要員代替服務を終えた。
脳動脈瘤は体内の時限爆弾と呼ばれる。血管が膨らんで破裂すれば急死することもあるためだ。健康を取り戻しているが 地道な健康管理が必要だ。
 
思ったより毅然としていた。「最初の1ヶ月は私もとても大変でした。‘なぜ私がこんな目に’と自分を責めたりもしましたが 1ヶ月が過ぎたでしょうか。
こういう気持ちが消えていって 頑張って生きてみようと決心しました。もちろんその過程が平坦ではなかったですよ。決心するのが大変だったからです。
辛くて得たものも多くありました。一日一日にとてもありがたく思っています」
 
デビュー14年目のチョン・イルの代表作は『思いっきりハイキック』だ。今でも広く知られる最高のシットコムでデビューして あふれんばかりのスポットライトは当時大変だったほど。
「『ハイキック』がいつもついて回るのはわかりますが そのイメージを脱ぎ捨てたいという思いはなかったんです。俳優にとって代表作があることは光栄じゃないですか。
もちろん『ハイキック』が終わってプレッシャーがかなり大きかったです。だから次の作品も慎重に選んで時間がかかったし 全く異なるキャラクターを見せたかったんですよ。
でもその時のナ・ムニさん、イ・ソンジェさんのお言葉を今も変わらず深く心に刻んで演技しているところです」

多くの過程が彼をより成熟させた。『ヘチ』を終えてスペインの巡礼の道に行ってきたチョン・イルは たくさんの人と出会って健康的な想いを感じてきた。
「20代にも一度行ってきましたが とても良かったんです。今回もチャンスをうかがっていたから ちょうどタイミングが良かったです。
人々と混ざって芸能人であることから離れて出会うその感情が良かったです」
 
杯を傾けて彼の話を聞こうと思うと感嘆が出てきた。多くはない私だが海千山千をすべて経験した人のように余裕が感じられた。健康な精神というのはこういうことなのだろうか。
 
-酔中トーク公式質問です。酒はどれだけ飲みますか?
「実は酒はたくさん飲めないんです。焼酎1本飲むくらいですね。焼酎がメインではなくてワインやビールが好きで楽しむ方です」
 
-酒はよく飲みますか?
「撮影中は徹底して飲まないようにしているんです。家にいる時は映画や本を見ながらビール1~2杯だけ飲みます」
 
-行きつけの店がありますか?
「悲しいかな行きつけの店はないんです。というか外ではなく家に帰って寝ます。酒の場では行きつけがない方です」
 
-最近はどのように過ごしていますか?
「ドラマを無事に終えてスペイン巡礼者の道に行ってきたんです。ファンミーティングを終えました。私が出版するKRIBBITという雑誌があるんですが 
これに関するファンサイン会も行いましたよ」
 
-ファンミーティングは無事に終わりましたか?
「実際ファンと楽しむ時間ですがファンミーティングが一番難しいです。歌も歌わなければならないしパフォーマンスが必要なのに まだ慣れなくて難しいです。
でもファンと会うのはいいんですけどね」
 
-巡礼者の道はどうでしたか?
「20代で一度行ってきたんですが とても良かったです。小さい村でアルベルゲというホステルに泊まって数十名と交わるその感性がとても良いです。
どんな制約もなく自由に旅行する魅力があります。初めは一人で行って途中で友人と会いました。ポルトガルからスペイン・サンティアゴまで350km、
一日に20~30km程度歩きました。普段でも歩くのは好きですが 多くのことを感じましたね」
 
-感じたものは何ですか?
「人生に多くは必要ないんだと(笑) まだこんなことを言う年ではないんですけど  巡礼の道では初めから終わりまで一人でしなければならないんですが
 思ったより多くのものが必要なかったんです。歩いてみると考える時間が多いので整理したこともあって 反面 余裕は生まれましたね」
 
-ドラマが無事に終わりました。自分自身での評価はどうですか?
「難しくて大変なキャラクターでした。これまでメディアで英祖を扱ったことは大褐炭ですが 青年の英祖を本格的に扱った作品はなかったんです。
監督、作家さん、多くのスタッフに助けられて無事に終えられたことに満足な点数をあげたいです。
ドラマ内の事件事故がわずかにありましたが ちゃんと解決して無事に終えたと思います」
 
-残念だった点はありますか?
「準備する時間が少なかったです。すべてのことが完璧にセッティングされたまま進めるのは大変ですが 
それでももっと準備をしたらどうだったんだろうという点が少し残念です」
 
-作品を前に14kgも減量しましたね?
「代替服務でそのくらい太りました。作品が決まれば役に合う体を作らなければならないので管理を始めなければなならないでしょう。
わずか3~4週で14kg減量しました。一日に2~3回ずつ運動して炭水化物を摂るのをやめて サツマイモ・鶏ササミ肉・卵を中心に食べました。
今も維持しようと努力しています」
 
-作品を選ぶ基準がありますか?
「作品がヒットするかどうかにはもう執着していません。‘これは無条件で視聴率が高くならないと’こういうことではないのをわかったし 
何かを得られるだろうかということが重要です。30代は熟していく過程で 40代からは人に知られることだと思うんです。
様々な経験をして‘チョン・イルにはこんなカラーもあるんだ’というのを見せたいです。良い作品に出て また別のチョン・イルを見られるのを願います」
 
-それで今回は何を得ましたか?
「『ハイキック』がデビュー作でシットコムなので大げさな演技をたくさん見せました。ロマンチックコメディをやっても過度な感情が多くて指摘もされたんです。
今回は作家さんが心で演技しようと注文をされたんです。必ずしも考えて表情を作るのではなく まなざしで表現しろとおっしゃいました。
その言葉を聞いて変えようとたくさん努力して‘心からの演技をする’という評価を受けたかったんです。
次回作を決める時もそういう点を考慮しなければならないですね」
 
-作品を選ぶのはチョン・イルさん本人ですか?
「オファーが入ってくるとまわりの人にざっと見てもらって反応を尋ねます。そして監督や作家さん、他の俳優が誰なのか 全部に気をつかいます」


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