『ビギン・アゲイン』シーズン2、パフォーマンスメンバーには誰が適しているのか?
音楽バラエティの新たな可能性を見せたJTBC『ビギン・アゲイン』が計12回中 2回を残すのみとなった。
国内の有名ミュージシャンらが海外の主な都市を回ってバスキング(路上パフォーマンス)をするリアリティ番組『ビギン・アゲイン』は6月25日
インディ音楽映画『Once』の背景となったストリートパフォーマーの聖地に挙げられるアイルランド・ダブリンを皮切りに イギリス、スイスと旅程を続けてきた。
その間Begin us(イ・ソラ、ユ・ヒヨル、ユン・ドヒョン、ノ・ホンチョル)チームは劣悪な現場状況でも力と魂を吹き込んだ路上での歌唱、
音楽的交感、プロのミュージシャンの姿勢を見せて興味をそそった。
9月中旬 スイス編を最後にシーズン1を終える『ビギン・アゲイン』のオ・ユンファンPDは シーズン2の計画について「前向きに話し合っている」とし
「フォーマットは大きな枠から外れないようにし、放送時期、出演者、オファーなど具体的な部分についてはまだ議論中だ」とメディアのインタビューで明かしたことがある。
シーズン2ではパフォーマーの本領により近づけるメンバーが合流したら良いという空気だ。イ・ソラの場合 ユン・ドヒョンが言及した通り
‘歌謡界の宝石’のような存在ではあるが いくつもの都市を巡礼して路上パフォーマンスをするのに適合する人物なのかは放送中ずっと疑問だった。
本人もやはり不安と苦しみを時々表したりもした。世捨て人のスタイルで完璧さを追求する彼女が 音響など完全なセッティングが難しい路上パフォーマンスで
自ら満足しうる技量を発揮するのは無理だった。旅行のコンセプトを兼ねたこの番組に積極的に同化するに物足りなさがあった。
騒々しくて注意が集中しい路上でバラードをメインに歌うジャンルおよび選曲の問題も膨らんだ。
次のシーズンでは通りを歩く人たちの視線を即座に掌握できるパワフルな歌唱と恐るべき高音、幅広いジャンルを駆使する力、英語に堪能で闊達な性格の
‘怪物ヴォーカル’ソン・スニョンをはじめAilee、パク・ジミン、ルナ(fx)らが女性ヴォーカルの座をものにするのに不足はないとみられる。
バスキングの核心は自由な精神だ。こうした理由でパフォーマーはロックとフォークのジャンルを好んで歌う。シーズン1では韓国ロック音楽の看板走者ユン・ドヒョンが
この役割をしっかり果たした。27日の放送で彼は「この経験が私の音楽人生を完全に変えた。今後どんな音楽が出てくるのか 私もやはり気になる」と語りながらも
「もう年だから・・・」と冗談を飛ばして目を引いた。
いつの間にか歌謡界の中堅になったユン・ドヒョンの空席を埋める適任者には誰がいるのか。新鮮な覇気とバスキングジャンルにふさわしい音楽を駆使するミュージシャンで
屈強の高音と歌唱力のクッカステン ハ・ヒョヌ、海外出身でバラエティ感覚までも持ったロイ・キムとジョン・パク、歌謡界の元祖ストリートパフォーマーであり
感性派チャン・ボムジュンらが挙がっている。
反面 キーボード演奏と編曲、番組進行役を務めた歌手ユ・ヒヨルは‘Begin us’チームを続けて率いるにあたり 豊富な経験と音楽的目線、
ウィットある話術の側面から不足はないと見られる。