くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

ヒョシンくん 『エリザベート』の頃の映像

2015-06-30 23:12:43 | パク・ヒョシン
2013年の『エリザベート』キム・ソヒョンの歌う“私は私だけのもの”
キム・ソヒョンはKBS『不朽の名曲2』に何度も夫婦で出演していたので歌は聴いたことがあるが、
小柄でかわいらしいタイプなので、オク・ジュヒョンのような力強さや威厳にはどうしても欠ける。
自由奔放に生きたエリザベートのイメージとはかけ離れていると思うのは私だけだろうか。

ちなみにキム・ソヒョンは1975年生まれ。ソウル大卒業の才媛だ。夫は8才年下のミュージカル俳優ソン・ジュノ。


MVの中には ヒョシンくんはじめ、共演俳優がけっこう出てくるので見るだけでも楽しめる。
こう言っては失礼だが、キム・ソヒョンのインパクトの弱さをカバーするためにイケメン画像を大量投入?と思ってしまったくらいだ。

나는 나만의 것/김소현
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『深夜食堂』7月から韓国でドラマ化

2015-06-29 00:21:57 | 韓国エンタメ









SBS『深夜食堂』暗闇を癒すあたたかなティーザー映像公開! 
初放送に期待感UP



SBS『深夜食堂』のメインホームページオープンと同時に1次ティーザー映像が公開された。

26日 SBS『深夜食堂』(製作㈱レモンネイン、㈱パラミプンタ、脚本チェ・テウン、ホン・ユニ、演出ファン・インレ)側は
ホームページオープンと共に1次ティーザー映像を公開した。

公開されたティーザー映像では 暗い夜でも忙しく活動する都市・ソウルの繁華街と 疲れた一日を過ごした私たちを迎える『深夜食堂』の
マスターの忙しい手つきであふれていた。特に‘あなたのための特別な癒しが始まる場所’というコピーと共に 
あたたかな灯りがもれる『深夜食堂』の姿と マスター キム・スンウの無愛想なようであたたかいまなざしがドラマに対する期待を高めた。

制作社側は「これまでベールに包まれていた『深夜食堂』のあれこれをホームページとティーザー映像を通じて初公開した」
「期待するだけに マスターの差し伸べる手があちこちに込められているあたたかな食堂だ」と伝えた。

全世代が共感する‘食事’を中心に その中に込められた人間愛と想い出、治癒を描いたドラマ『深夜食堂』は 
夜12時から朝7時までドアを開く独特なコンセプトの食堂と ここを訪れる客たちの普遍的で特別なストーリーを込める予定だ。

一方、クッパン(cook+放送)と‘ヒーリング’コンテンツの元祖 SBS『深夜食堂』は 1回あたり30分ずつ 1日2回で構成され
来る7月4日土曜日 夜12時10分 初放送される。
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ミュージカル『デスノート』記者の評価は?

2015-06-28 14:15:19 | 韓国エンタメ
藤原竜也と松山ケンイチで映画になったのは見たことがあるが、ミュージカルってどうなのだ? いわゆる歌って踊るイメージじゃないが。
歌手出身でミュージカル俳優として成功したジュンスvsヒョシンくんと考えれば、興行的には『ファントム』のライバルといったところか。
ただこっちは単独キャスティングだから、作品の評価がダイレクトに出てくるだろう。
















ミュージカル『デスノート』、憂慮は憂慮にすぎない‘理由ある興行’


~ホン・グァンホ、キム・ジュンス そして主演俳優たちの‘力’が支配した作品

「思ったよりかなり良かった!」公演観覧後 城南アートセンターの駐車場に行く道で会った30代後半の夫婦の会話だった。
彼らはずいぶん前 この作品をすべて熟読したという。実際 記者もとても好きだった作品で マンガ本と映画をすべて見た。

この夫婦の会話のように ミュージカル『デスノート』はかなり良かった。かなりなじみのある内容だとそうなるのか 作品が物語る内容に自然と引き込まれた。
だが記者はこの作品に対して冷静に評価したい。‘俳優たちの豊かな力量が生き返らせた とても見ごたえがある秀作’という言葉だ。

ミュージカルとして作られた『デスノート』が‘たいしたことない’ということではない。正直 記者が予想したよりはるかに良かった。
基本的なストーリー構成で ナンバー、俳優の演技力まで 残念な‘欠点’を探す部分がないほどだった。


ホン・グァンホ、キム・ジュンスが導くツートップの力

劇全体を導く‘ライト’役の俳優ホン・グァンホと‘エル’役の俳優キム・ジュンスは 彼ら自身がなぜその配役を引き受けるべきだったのか証明するように 
時には強く、時にはおだやかに強弱を調節して劇の流れを主導した。
特に二人の俳優が見せるナンバーは 豊かな感性と溢れる歌唱力で観客の視線を一つに集めた。


実力派俳優チョン・ソナ

‘ミサ’役の俳優チョン・ソナは溢れる演技力を誇る。すでに様々なミュージカルで驚くべき実力を認められた彼女は 
ミュージカル『デスノート』でも自身の実力を遺憾なくなく発揮する。


記憶に残る俳優パク・ヘナ、スター誕生カン・ホンソク

実は‘レム’役の俳優パク・ヘナの驚くべき感性ナンバーが記憶に残る。‘ミサ’のために自ら死を選ぶ彼女は 
自身のナンバーを節制された声で訴求力濃く披露する。記者が最高とみなした‘名場面’だ。

実は‘リューク’役の俳優カン・ホンソクは ミュージカル『デスノート』がスター俳優としての足がかりになっている。
実際 前作だったミュージカル『キンキーブーツ』で素晴らしいナンバーを見せたのとは異なり 演技で多少の残念さを残した。
そんな彼が この作品で自身が引き受けた配役に完璧に溶けこんだ姿を見せた。作品の中で観客の緊張感をほぐす役割も卓越した。

このようにミュージカル『デスノート』はツートップの俳優を含む主演俳優5名の卓越した実力で 実に多くのものを見せる。
本当に不足のない作品のようだ。

作品全体に対する若干の物足りなさも残った。全体的な劇は 作品の安定性を追求するような不自然さがなく無難で、
場面ごとのポイントを生かしたディテールが引き立つ。
だが‘ライト’と‘エル’、二人の俳優の火花散る対決が緊張感を与えるには若干不足した。そのためか俳優たちが見せる
レベルの高い演技とナンバーでも作品に完全にハマるのが難しかった。

インパクトが足りないことも残念だった。強力なインパクトを与えられる場面がいくつか見られたが、十分に活用できず
俳優たちの演技力にだけ集中したためなのか 残念さを残した。
むしろ多少ぎこちないアンサンブルは 作品序盤に見られる小さな‘汚点’だけだと思われた。多くのミュージカルがそうであるように 
時間が経てば俳優たちの‘和’が合うように自然に解決されるためだ。

記者の立場で若干の残念さを残すが しかしミュージカル『デスノート』は俳優たちの力量を最大化させ 見せるべきものをすべて見せる作品だ。
またホン・グァンホ、キム・ジュンスの二人の俳優と共にチョン・ソナ、パク・ヘナ、カン・ホンソクら それぞれが見せる魅力も かなりの楽しみを与える。

理由ある興行を続けているミュージカル『デスノート』は 8月15日まで 城南アートセンターで公演される。
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『エリザベート』2015 SE7ENの今後は?

2015-06-28 01:28:39 | 韓国エンタメ













『エリザベート』、ミュージカル俳優SE7EN・・・次の作品が期待される理由

ミュージカル『エリザベート』公演レビュー


13年目の歌手SE7EN(チェ・ドンウク)がミュージカルデビュー作『エリザベート』を通じて俳優として成功的な変身を遂げた。

SE7ENは去る13日から始まったミュージカル『エリザベート』の舞台に上がった。
SE7ENは劇中 男性主人公トート(死)役を引き受け ミュージカル俳優として申告式を行った。

SE7ENは軍服務後2年4ヶ月ぶりに活動復帰を知らせる信号弾である初舞台 ミュージカル『エリザベート』でトートのナンバーである
“最後の踊り”“影は長くなって”“私が踊っている時”等を期待以上に消化して 歌手ではなくミュージカル俳優と
して成功的に変身した。

SE7ENはミュージカルの舞台で 13年の歌手の内面空白を発揮した。ヴォーカルとダンスの実力すべてが秀でているSE7ENは 
舞台を自分のものにして視線をひきつけた。
アイドル歌手出身だけに、主に声楽を専攻したミュージカル俳優が見せる 響きある低音の声ではなかった。
しかし彼は歌唱力を最大に発揮してトートのナンバーを消化した。

演技も安定していた。SE7ENはヒロイン エリザベート(チョ・ジョンウン)を見守る姿から 最後にエリザベートを連れて行く場面まで
感情を込めて自然な演技を見せた。
何より彼はダンス歌手の長所を十分発揮した。SE7ENは両腕を翼のように表現し 広い舞台をいっぱいに満たすダンスを披露した。
ベテランミュージカル俳優であるチョ・ジョンウンをはじめ 他のミュージカル俳優との呼吸もやはり印象的だった。
 
SE7ENはミュージカル初挑戦で安定した演技を見せ ミュージカル俳優として第2幕を開いた。
彼のミュージカル初舞台『エリザベート』だけでなく 今後他の作品をより期待させた。

先立って 去る14日の本公演後では 演出者ロバート・ヨハンソンがカーテンコールに登場して観客に挨拶をし SE7ENの演技を絶賛した。
彼は「私は今日『エリザベート』を通じて新しい‘トート’の誕生を目撃した。本当にすごい」と語った。

SE7ENもやはりミュージカル界の新星として公演に臨む覚悟を伝えた。
彼は「新人ミュージカル俳優チェ・ドンウクです。この時間をたくさん待ってきました。本当に熱心に準備しました。
応援して下さった多くの方々に応えられるよう 熱心にトートに臨みます」と抱負を伝えた。

『エリザベート』を通じて新人ミュージカル俳優に変身したSE7ENが 今後どんな姿を見せてくれるのか、今後彼の歩みが注目される。

一方ミュージカル『エリザベート』は オーストリアを代表する人物の一人である皇后エリザベートの人生を描いたミュージカルで、
波瀾万丈だったエリザベートの一代記にファンタジー的なキャラクターである‘死’を加味した作品だ。
来る9月6日まで ソウル龍山区 ブルースクエア・サムソン電子ホールで公演される。
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『エリザベート』2015 ヒロインの対決

2015-06-27 02:19:48 | 韓国エンタメ
比喩みたいな表現が多くて、ちょっと訳しづらかった。













‘オクエリ’に戦慄し‘チョエリ’に涙する


■ミュージカル『エリザベート』オク・ジュヒョンVSチョ・ジョンウン

主人公エリザベート ダブルキャスティング演技対決
オク・ジュヒョン、圧倒的な歌唱力で観客を感動
チョ・ジョンウン、繊細な感性表現に切なさあふれる


ジャージャー麺とチャンポンの超強力なライバルが登場した。オクエリとチョエリだ。

オク・ジュヒョンとチョ・ジョンウンは最近 ソウル ブルースクエア・サムソン電子ホールで公演中のミュージカル『エリザベート』で
主人公エリザベート皇后役(ダブルキャスト)を引き受け 演技対決を繰り広げている。
‘オクエリ’と‘チョエリ’は観客らが付けたニックネームだ。

オク・ジュヒョンは2012年の初演時から3シーズン目である今回の公演まで‘固定’でエリザベートを引き受けてきた。
アンチファンの目さえハートにした伝説的なエリザベートだ。反面チョ・ジョンウンは今回が初めてだ。

なぜジャージャー麺、チャンポンを並べたかというと エリザベートを見ようとする観客には‘オク・ジュヒョン エリザベート’を見るか、
‘チョ・ジョンウン エリザベート’を見るかの選択が ジャージャー麺かチャンポンかというほど頭が痛くなったという話だ。


●‘感動’のオクエリVS‘共感’のチョエリ

オクエリとチョエリはどっちがより上手だろうか。

残念だが(?)実は二人とも本当に上手だ。伝統のオクエリは‘エリザベートの教科書’と呼ばれるほど完璧だ。
新しく加勢したチョエリは オクエリに見られなかった‘隙間の楽しみ’を与える。
二人の俳優は互いに囓り合うのではなく パズルのように餓鬼がぴたっと合う。

歌のスキル、声量は天下のオクエリに追いつく者はいない。彼女が歌う“私は私だけのもの”は まさしく絶唱だ。聴けば両の拳を握りしめて震えるほどだ。
対しチョエリは感情表現がナノ粒子のようにきめ細かい。きめ細かくて手に握ることができないほどだ。

オクエリの歌と演技が見る人の胸をときめかせれば、チョエリは胸が涙であふれるようにする。オクエリが‘感動’なら チョエリは‘共感’だ。

エリザベートは1837年に生まれ 16才でオーストリア帝国の皇后になった人物だ。
自由奔放な気質の父親のおかげで文化と芸術を愛し 乗馬を楽しむ明るい少女だった。
こうした彼女が 徹底した統制がとられた皇室生活が気に入るわけがない。エリザベートは生涯自由を求めて戦った女性だった。

このミュージカルのハイライトは エリザベートが“私は私だけのもの”を叫んで「これから私は思いどおりに踊る。
時間、場所、音楽まで すべて私が決めて」と宣言する場面だ。

オクエリが‘通知’なら チョエリは‘宣布’に近い感じだ。宣布をするが その中には恐れが隠れている。
「私の言葉を聞いて」と主張するが 実は「どうか聞いて下さい」という叫びがある。

二人の俳優の‘違い’が本当に良い。片方を見たら、もう片方も見てこそ完璧なエリザベート感想に終止符を打つことができるものだ。
あえて片方を選べというなら、後ろ手に組んで遠くの山を眺めなければならないだろう。
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ヒョシンくん 『ファントム』ヒロイン役から見た印象は?

2015-06-26 01:22:04 | パク・ヒョシン





イム・ヘヨン‘リュ・ジョンハン、パク・ヒョシン、カイ、とても異なって いつも楽しい'


ミュージカル俳優イム・ヘヨンがミュージカル『ファントム』で呼吸を合わせる3人の俳優 リュ・ジョンハン、パク・ヒョシン、カイについて説明した。

イム・ヘヨンは 最近進行された MBNスターとのインタビューで「3人がとても異なって いつも面白い。
どんなファントムに会うのかによって私も変わった」と語った。

イム・ヘヨンは「リュ・ジョンハンが強いが、半透明の膜で覆われている感じというなら、パク・ヒョシンは何か神秘的な感じが強い。
カイは山の中に行って不思議な木に会った感じ」と 3名の俳優から感じられるイメージを説明した。

続いて「3人のファントムに会う時 私も変わるほかなかった。リュ・ジョンハンにはこっそり近づいてみたが、パク・ヒョシンには近づけなかった。
木は自然的な存在なので、気楽でありながらも初めて見たから近づけなかった」と比喩し、相手俳優と呼吸に集中したイム・ヘヨンの努力がうかがえた。

一方ミュージカル『ファントム』はイム・ヘヨン、リュ・ジョンハン、カイ、パク・ヒョシン、シン・ヨンスク、イム・ソンヘらが出演し 
忠武アートホールで 来る7月26日まで会うことができる。




マスクをするヒョシンくん




背中も





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ヒョシンくん ダークネイルが似合う男

2015-06-25 00:29:25 | パク・ヒョシン
TrendN というネイルサロン?のHPのようだ。



















ダークネイルが最も似合う男‘パク・ヒョシン’


こんにちは、TrendNです。

今日 紹介するネイルは 現在ミュージカル『ファントム』でエリック役で舞台に立っている‘キョリック’、
パク・ヒョシンさんのネイルです。


パク・ヒョシンさんは TrendNで地道に管理を受ける男性芸能人の中の一人です。

2013年にはミュージカル『エリザベート』トート役のため 特別なネイルデザインをされましたが。

ミュージカル期間 毎週TrendNを訪問し、多様なネイルデザインを試されたそうです。

当時キム・スジョン院長とパク・ヒョシンさんの数回の打合せの末に出てきた‘トート’役のためのネイルコンセプトは‘DARK’です。


ダークネイル

2013年には名前すらなじみが薄かったが 現在はホットな空間ネイルから、今も地道な人気を集めているスタッドネイル、
当時パク・ヒョシンさんの趣向を入れたクロムハーツネイルまで 新しい試みをしたダークネイル


パク・ヒョシンさんのネイルデザインの中の一部は 今回TrendNのネイルブック ネイルハラのブラックネイルセクションの中の
一つとして紹介されていたりもします。

しかしパク・ヒョシンさんは 単純にブラック ワントーンというメンズネイルで固定観念にとどまることなく 
よりファッショナブルなメンズネイルを試みたという点!!!!(パチパチパチ)


以上 ダークネイルが最も似合う男‘パク・ヒョシン’でした!





退勤時の写真。サインも。




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もうエリザベート=オク・ジュヒョンではない?

2015-06-24 22:22:56 | 韓国エンタメ










チョ・ジョンウン、‘エリザベート=オク・ジュヒョン’の公式を破った


去る2013年に初演を上げた『エリザベート』はオク・ジュヒョンの真価を確認させた。
オク・ジュヒョンがすなわち‘エリザベート’であり、‘オクエリ’というニックネームを得て一つのイメージを作りあげた。
しかしチョ・ジョンウンのエリザベートもまた これにひけを取らない姿だった。

『エリザベート』は‘エリザベートがハプスブルク王宮に入って死を連れてきた’というオーストリア民話をモチーフに
‘死(トート)’という抽象的概念を擬人化し 独特なキャラクターを誕生させた。
魅惑的な歴史的物語にファンタジーの要素が脚色され 不遇な時代を生きたエリザベートと‘死’というキャラクターが好奇心を刺激する。

劇はエリザベートの旅程をたどっていくほど 少女シシーから華麗な皇后、孤独な中年の物語まで多様な感情が行き来する。
チョ・ジョンウンが表現したエリザベートは こうした変化に富んだ一代記に最適化されたキャスティングだった。

好奇心が旺盛で自由奔放なシシーは 登場から普通ではない。シシーは行列から外れて超越的な存在の‘死’と初めて会うが、
この過程でチョ・ジョンウンが作り出すちょっとした笑いと天真爛漫な少女はかなり印象的だ。
以後チョ・ジョンウンは大公妃ゾフィとの葛藤と夫との関係、息子に向けた母性愛、中年の孤独まで 多くの心的変化を経るが、
どのポジションでもきっちりと自身の役割を全うする。

特に『エリザベート』を代表するナンバー“私は私だけのもの”でのチョ・ジョンウンは感動そのものだ。
チョ・ジョンウンは清らかな歌声と豊かな声量に基づく爆発的できれいな高音で深い余韻を残す。
また自由を渇望する自身の鬱憤をこめて悲鳴をあげるように歌うハイライトは 彼女が置かれた現実の重みをそっくりそのまま観客に伝えて
客席を感動させる。

チョ・ジョンウン以外にもルケニ役イ・ジフンの成長も一目でわかる。彼はいっそう成熟したヴォーカルと特有のとぼけた演技に 
狂気と孤独を自分の色で再解釈して 解説者としてのセリフ伝達も合格点を与える価値がある。
彼は最高の高音を出すナンバー“ミルク”と陽気な雰囲気の“キッチュ”でもその妙味を満喫させる。

だがデビュー作で出た‘死’役にSE7ENはちょっと残念だ。SE7ENはエリザベートに絶え間なく付きまとう‘死’の神秘的な雰囲気と
歌手時代から固めてきた舞台掌握力で劇に緊張感を吹き込む。
しかし歌謡式唱法が多少はじけた感じを与え、爆発的な高音と低音でのセリフ伝達すべて それほど印象的ではない。
また‘死’の天使たちと繰り広げるナンバー“最後の踊り”と ルドルフと悲劇的な運命を共有する“影は長くなって”は
‘死’が最も魅力的に見えるナンバーだが 完璧な自分の時間を持てず残念さを残した。

一方ミュージカル『エリザベート』は6月13日に開幕し 9月6日まで ソウル・漢南洞 ブルースクエア・サムソン電子ホールで公演される。
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2015夏 ミュージカル界は戦争状態?

2015-06-22 00:27:51 | 韓国エンタメ




















今年の夏 ミュージカル戦争が起こる


真夏は年末と共にミュージカル市場の二大シーズンに数えられる。普段のミュージカル市場の流れを見ると6月に販売が止まって
学校が休みに入り休暇が本格的に始まる7月から再び増加する。
芸術の殿堂とLGアートセンターなど主要公演会場が夏にミュージカルに大観をするのも習慣のようになっている。
今年の夏もソウルの1000席以上の大型公演会場はミュージカルで埋め尽くされた状態だ。

ただ今年は中東呼吸器症候群(MERS)という突発変数があらわれた。MERS事態が続いて公演界全体が打撃を受けている。
伝染を恐れた観客が劇場利用を敬遠して公演が中止または延期される事例が頻繁だ。
だが大型ミュージカルの場合 先月1ヶ月間チケット前売率が落ちたりしたが予定通り進行されている。
特にパク・ヒョシン、キム・ジュンスなどの人気スターが出るミュージカルはMERSにもかかわらずチケットがキャンセルされることはほとんど無い。
制作会社はMERSが落ち着いてミュージカル界が例年通りの雰囲気に戻れるのを指折り数えて待っている。

◇ビッグスターを前面に出した新作=去る4月末 早めに開幕した『ファントム』はパク・ヒョシンを前面に出して序盤マーケティングに成功したが 
悪評に悩まされなければならなかった。アンドリュー・ロイド・ウェバーの『オペラ座の怪人』と比較される状況で
演出と俳優の呼吸が完璧でないまま開幕したためだ。後半に入った現在は作品が全体的に安定した姿だ。

『ファントム』に続いて話題を集めた作品は断然 JYJ出身のキム・ジュンスが出演する『デスノート』だ。
昨年1年間 韓国俳優としては最初に英国に進出したホン・グァンホの復帰作でもある。
日本の同名マンガを原作にしたこの作品は 日本でも自国ミュージカルの海外進出のテスト舞台として注目している。
JYJをはじめ数多くのスターを率いるC-Jesは今回の作業を最初として公演事業進出を本格的に宣言した。 

世界ミュージカル界の巨匠作詞家ティム・ライスとスーパーバンドABBAが作った『CHESS』は冷戦時代 ソ連とアメリカの葛藤をチェスで解き明かした。
チョ・グウォン(2AM)、Key(SHINee)、シヌ(B1A4)、ケン(VIXX)らアイドルグループのメンバーが大挙出演しファンの関心が高い。
制作会社のMミュージカルは SMやJYP、YGなど芸能マネージメント会社所属歌手たちがミュージカルデビューする場として位置づけた。

◇Well Madeステディセラー=ここ数年間 国内ミュージカル制作会社が経営危機を経験していることは広く知られた事実だ。
ミュージカル需要に比べ供給が集まった中 制作会社が競争的に俳優のギャラを高くしたかと思えば 
市場に対する正確な予測なく作品を上げる場合が少なくなかったためだ。
劣悪な環境の中でも制作会社がずっと持ちこたえられたのは 舞台に上げればお金を稼いでくれるレパートリーを2~3個程度持っていたからだ。

例えばシンシカンパニーは『マンマ・ミーア』『シカゴ』、ソル・アンド・カンパニーは『CATS』『オペラ座の怪人』
『ジーザス・クライスト・スーパースター』、ODカンパニーは『ジキル・アンド・ハイド』『ラ・マンチャの男』『グリース』を所有している。
シンサは今年の夏 創作ミュージカル『アリラン』を制作すると同時に 一種の安全策としてブロードウエイの『シカゴ』のツアーバージョンを公演する。
『アリラン』が収益どころか赤字をどれだけ減らせるかがカギであるだけに『シカゴ』がなければ打撃がもっと大きくならざるを得ない。

ソル・アンド・カンパニーとODカンパニーもやはりステディセラーである『ジーザス・クライスト・スーパースター』と『ラ・マンチャの男』を舞台に上げる。
『ジーザス・クライスト・スーパースター』にはパク・ウンテ、ユン・ヒョンニョル、ハン・ジサン、チェ・ジェリムら実力と人気を兼ね備えた男優たちが出演する。
『ラ・マンチャの男』にはミュージカル興行保証小切手で初演メンバーでもあったチョ・スンウとリュ・ジョンハンが名前を挙げた。

最近の公演界で最もホットな制作会社であるEMKは『エリザベート』を再演する。『エリザベート』は国内では『モーツァルト』に続いて紹介されたが 
劇作家ミハエル・クンツェと作曲家シルベスター・ルベイのコンビが導くウイーンミュージカルの先駆けのような作品だ。
オク・ジュヒョンが今年の再演でもヒロイン シシー役を熱演し、チョ・ジョンウンが初挑戦する。死の神トート役にはシン・ソンロク、
チョン・ドンソクと共にキャスティングされた歌手SE7EN(チェ・ドンウク)が交代で引き受ける。
SE7ENが軍服務時代‘マッサージ店出入り’論議で悪くなったイメージをミュージカルで回復するのか注目される。

◇底力の創作ミュージカル=海外から入ってきたライセンスミュージカルが 過去約10年間 韓国ミュージカル市場を占めている。
侮れないライセンス費用が負担になるが完成度を検証された作品だから制作会社としては危険の負担が少ない。
これに反し創作ミュージカルは国内創作社の人材プールが少なくて初演から完成度を保証するのが難しく投資を受けるのも簡単ではない。
国内創作ミュージカルの大部分が小劇場ミュージカル用である理由だ。

だからシンサが今回チョ・ジョンレの小説を基に50億ウォンを投じたミュージカル『アリラン』を舞台に上げることは冒険だ。
2007年『ダンシング・シャドー』で苦さを大きく味わったパク・ミョンソン代表は「簡単ではない決定だが 
誰かが創作ミュージカルを作らねばならなくないか」と語った。
演劇『青い日に』と唱劇『ピョン・ガンセ 店撮ってオンニョ』等で最近株価が高い劇作家兼演出家コ・ソンウンがどんな作品を出すのか関心だ。

『デスノート』に対抗して韓国の人気ウェブトーン『神と共に』を基にしたミュージカルも出てくる。
国庫支援を受けたソウル芸術団は 韓国式ミュージカルと言える‘カムアク’を掲げる団体として最近多様な実験をしてきた。
ソウル市劇団 団長に任命された中堅演出家キム・グァンホが久しぶりにミュージカルを演出する。

韓国の大劇場創作ミュージカルを代表する『明成皇后』は殺害100周期だった1995年に初演され 今年20周年を迎えた。
演出家ユン・ホジンは「台本と音楽、舞台、映像など変化のなかった部分がないほど大々的な修正補完作業を進行している」と明かした。
今回の記念公演にはミュージカル俳優キム・ソヒョンとシン・ヨンスクが明成皇后役で初めて舞台に立つ。
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ヒョシンくん 後輩の憧れの対象

2015-06-21 18:18:23 | パク・ヒョシン







『セクション』パク・ヒョンシク‘パク・ヒョシン、憧れの対象・・・デュエット曲が目標’


帝国のアイドル パク・ヒョンシクが 歌手パク・ヒョシンが憧れの対象だと明かした。

21日に放送されたMBC『セクションTV芸能通信』は パク・ヒョンシクとインタビューを進行した。

この日パク・ヒョンシクは「高校生の時からパク・ヒョシンが好きで、憧れの対象だった。デュエット曲が歌手として究極の目標だ」と語った。

『セクションTV芸能通信』は一週間の芸能界のホットなニュースだけを厳選して伝える芸能情報番組だ。毎週日曜日午後3時45分放送。




パク・ヒョンシクは以前にもこんな記事が出た。
VIXXのホンビンはヒョシンくんの熱狂的なファンだし、後輩アイドルからも好かれるヒョシンくん。やはり人柄なんだろう。
ちなみに女性芸能人の中にも「パク・ヒョシンが理想」「ずっと好きだった」と後になって明かす人が多いようだ。
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