アスリートたちの輝きを捉えたパラリンピック写真 カンパラプレス
パリでのパラリンピックがはじまり、テレビでも放映されてますが、盛り上がってますね〜。
私は今、電子書籍で全盲スイマーの木村敬一さんの『闇を泳ぐ 全盲スイマー、自分を超えて世界に挑む』
を読んでいるところです。
後日、感想を書こうと思っています。
パラリンピックについてしらべてみました。
【パラリンピックの意義】
様々な障がいのあるアスリートたちが創意工夫を凝らして限界に挑むパラリンピックは、多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会が与えられている場です。
すなわち、共生社会を具現化するための重要なヒントが詰まっている大会です。
また、社会の中にあるバリアを減らしていくことの必要性や、発想の転換が必要であることにも気づかせてくれます。
パラリンピックの発祥はイギリスで、第 2 次世界大戦で負傷した兵士の社会復帰のためにロンドン郊外にあるストーク・マ ンデビル病院で脊髄損傷の人たちのリハビリテーションにスポーツを取り入れたことが発端となっています。
1948 年のロン ドンオリンピック大会時に、オランダから参加した車いす選手のアーチェリー大会を行ったのが始まりです。
大会は「国際ストー ク・マンデビル大会」の名称で毎年開催され、その後、徐々に他国の選手も参加するようになり、1960 年にはオリンピック の開催都市のローマで、続く 1964 年は東京で開催されました。
「IPC」という)」はこの 1960 年の大会を第 1 回パラリンピック競技大会と位置づけました。以降、5 回大会からは回を重ね るごとに切断者、視覚障がい者、脳性麻痺者や知的障がい者と障がいの範囲を広げ、実施競技や参加選手数も大きく増やし、 大きく発展してきました。
パラリンピックの価値が大きく高まったきっかけは、オリンピック・パラリンピックの統合開催の 2008 年の北京大会からで、 「国際オリンピック委員会(以下「IOC」という)」と IPC が協力して、オリンピックを開催した後に同じ都市で同じ施設を利 用して、同じ組織委員会でパラリンピックを始めたことです。
実際の運営も、ドーピング検査、マーケティング、選手団やメディ アの参加方法などオリンピックとまったく同じになっています。
そして、参加する選手の競技力も一気に向上し、オリンピッ ク競技に比べても見劣らない、素晴らしいパフォーマンスや見ごたえのあるプレーを見せてくれるようになりました。