ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

星状神経ブロック

2015年07月28日 | 健康

星状神経節ブロックについて

先日、私が淡路島で受けた頚椎の椎間板ヘルニアの治療の一つに

星状神経ブロックというのがあります。
 
首の左右の付け根にある交感神経節を星状神経節といい、
ここに局所麻酔薬を注射します。

血管は、交感神経の働きによって開いたり閉じたりします。
注射により交感神経がブロックされると、
頭のてっぺんから脇の下くらいまでの血管が開きます。
この範囲で痛んでいる場所の血流低下状態を改善し、
痛みをやわらげるのです。
3日間の治療のうち、1日目と3日目の2回、
この治療を受けました。


 
星状神経ブロック注射は血流増加作用がある為、
花粉症、顔面神経麻痺、突発性難聴、メニエル病、
レイノー病など痛み以外の病気にも効果があるということです。

私は、わかっているだけでも6種類のアレルギー持ちです。
スギ、ヒノキ、ブタクサ、カモガヤ、真菌、ハウスダストなど。

そのうえ、良性発作性頭位めまいの病気持ち。
花粉症に至っては、30年以上の付き合いです。


人はストレスにさらされたりすると
交感神経が刺激され興奮して血管が収縮します。
血管が収縮することで結果として血液の流れが悪くなり、
様々な痛みや身体の変調が表れます。

血行が悪くなるとどうなるか、

自律神経は、生命を維持する上で重要な様々な働きをしています。
その基本となるのが、「血行」
血液は、人間の体内に60兆個もあると言われる細胞に
栄養や酸素を届けるという役割を担っています。
血行が悪くなると身体全体が栄養不足になってしまいます。

交感神経は血管を収縮させる働きがある上、
血液は主に筋肉に流れ込むようになるため、
内臓への栄養&酸素供給がおろそかになります。

このような状態が長く続くと、
結果として身体は血行不良の状態が続いていることになり、
各種ホルモンの分泌や体温調整などにも支障をきたすことになるのです。

血行を改善しないと外的物質が滞ることとなり、
病気は治りにくくなるというわけです。

肩こりも、免疫力の低下も、色んな多くの病気が、
この自律神経系のバランスの悪さが起因していると言われています。

星状神経節とは、頚部にある交感神経の集まっているところで、
ここを局所麻酔薬により一時的にブロックすることで神経を弛緩させることにより
結果として自然と血管を広げ、血流を増加させ、様々な症状を改善させていきます。
星状神経節ブロックとは、人それぞれが本来持っている自己治癒力を、
交感神経を一時的に麻痺させることにより高める治療なのです。

私はヘルニアの痛みを取るため、神経系の痛みによく使われる
「リリカ」という薬を別の病院で処方され2週間ほど服用しましたが、
痛みには全く効きませんでした。
それどころか、認知機能低下というか、
物忘れが酷く、判断力が落ちてきたように感じました。
考えて見るとこの薬は、神経障害性疼痛いわゆる神経痛に有効な特殊な鎮痛薬です。
つまり、中枢、末梢神経伝達物質を抑えるわけですから、
このような副作用が起きるのは当然で、
薬の効用より、副作用の方が問題だと思いました。

渡辺先生は、できるだけ薬に頼らない治療、東洋医学を行っているドクターです。

先生の治療を受けアドバイスを頂き、
頚椎ヘルニアで服用していた薬だけでなく、
花粉症でも服用していた薬も含め、薬の服用を全部辞めることにしました。
そして、2種類の漢方薬を処方してもらいました。

今服用しているのは漢方薬2種類。
小青竜湯 ・・・アレルギー性鼻炎や喘息などに用いる漢方薬です。


【働き】
発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散させます。
また、水分バランスを調整する働きもあります。
西洋医学的には、気管支拡張作用、抗アレルギー作用、
抗炎症作用などが認められています。
具体的には、鼻カゼ、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、
気管支喘息、花粉症などに用います。
とくに、カゼのひき始めなどでゾクゾク寒気がし、
クシャミや水っぽい鼻水がたくさんでて困るときに適します。

【特徴】
小青竜湯は、病院でも処方される機会の多い漢方薬です。
鼻カゼのほか、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、花粉症などに広く用いられています。
方剤構成から“麻黄剤”に分類されます。
漢方薬理的には、体を温め病気を発散して治す“辛温発表剤”の部類です。
適応証(体質)は、表証(急性期)、中間証(体力中くらい)、
寒証(冷え)、湿証(水分異常)となります。



五苓散料・・・水分循環をよくする漢方薬です。はき気や嘔吐、むくみなどに用います。

【働き】

五苓散(ゴレイサン)という方剤です。
水分循環を改善し、無駄な水分を取り除きます。
具体的には、はき気や嘔吐、下痢、むくみ(浮腫)、めまい、頭痛などに適応します。
体質(証)にそれほどこだわらず、
口が渇き、尿量が少ないことを目安に広く用いることが一般的です。

【特徴】
利尿作用をもつ代表的な方剤です。
主薬の“猪苓”を中心に5種類の生薬からできているので、
五苓散と呼ばれるようになりました。
適応証(体質)は、湿証(水分停滞)となります。

ほかにも、鍼治療と頸へのレーザー(頸椎の患部の神経根を狙って当てる)
をやってもらいました。

現在、頸と腕の痛みはありません。
朝のウォーキングを再開し、ラジオ体操も行っています。
頚椎ヘルニアの治療だけでなく、
長年にわたり服用していた薬を断つと事にした事も大きかった3日間の治療でした。



渡辺医院は、淡路島にある病院です。
非常に清潔で明るく、雰囲気の良い院内でした。
淳仁天皇の、御陵前に医院があり(最寄りのバス停は御陵前)
周りが田園という、のどかな風景の中にあります。

内科渡辺医院
内科,外科、麻酔科(ペインクリニック専門医)、リハビリテーション科、放射線科

〒656-0514 兵庫県南あわじ市賀集408-1

TEL: 0799-50-3505






渡辺医院の中には小さなギャラリーがあり、
院長先生の亡き父上が趣味で描いていた油絵が展示されています。
趣味の域を超えた、力強いタッチと郷土愛に溢れた絵画に一目惚れでした。







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