昨日は午前中はYOGA教室、午後からは近所の会場で、楊名時八段錦・太極拳奈良県支部の総会と研修会に出席しました
講師に楊崇先生を迎えて、実技中心の太極拳の有意義な時間を過ごしました。
縁があって始めた楊名時八段錦太極拳も気がつけば7、8年になります。
やればやるほど奥が深いのと、自分のやってる太極拳、動き一つ一つがまだまだだということに、研修に参加して見本の動きを見ると痛いほど分かる。
基本の動き、用手(スワイショウ)一つとってもです。
昨日、楊崇先生が、スワイショウを実践してくれました。
太極拳は気功法です。
気功法とは、
「気」(生命エネルギー)によって、自己免疫力や自然治癒力を高める健康法です。
気功発祥の地である中国では気功を医学的に捉え、医療効果が研究されています。
人間の体はストレスを感じると、自然に呼吸が浅くなってしまいます。
息が浅くなると、身体中に酸素が行き渡らなくなり息苦しさを感じるようになる。
気の通りが滞り、自分の中に悪い気を溜めこんでしまう。
簡単な気功法として体をゆらす、それがこの「スワイショウ」の動き
体を揺らすことで、体をリラックスさせる。
用手(スワイショウ)は“ゆらす”気功「スワイショウ」であり、
太極拳では準備体操として使われています。
“ゆらす”気功「スワイショウ」
スワイショウとは、中国語で「甩手」と書きます。
甩(スワイ、捨てる)、手(ショウ)ということで、
手を放り出すように振るという意味です。
両腕を振ると血行が良くなり、肩こりの改善にも効果的です。
はじめは意識的に腕を動かしていますが、
実百回、二百回と振っていると手が勝手に動いているような感覚になり、いくら続けても疲れないような、全身爽やかな気分になり、リフレッシュできます。
このときエンドルフィンが出ると言われ、ランナーズハイと同じ状態です。
振るというよりも振り子のように“ゆらす”感覚です。
簡単なようで、なかなか難しい。
やればやるほど、ちゃんとできていないことが分かる。
私は太極拳の身法(体幹の使い方)、体の構造をもっと学ぶ必要があるようです。
以前から、綺麗な動き、見本にしたい師範の方がいます。
分かりやすい。
『継続は力なり』
コツコツと学び、理屈を理解して動きを体に叩き込んでいくしかないですね。