ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

悪妻

2006年08月26日 | Weblog
先日のバーベキューで、オットの周りの知人から
私は「悪妻」のレッテルが貼られていることを痛感。
酔っ払って、70過ぎのオットの知人に懇々と説教をされた。
このIさんと直接話をしたのは今回が初めてだというのに
世間は私たち夫婦のことをどんな風に噂してるのだ?

オットのためには何もしない
お気楽ですました女と思われているようだ。

あ、そんなものか。
軽く流してみたものの
実はひどく凹んでしまった私です。
気にしなければいいものを、
「悪妻」上等じゃないか! 
と開き直れず、
私は世間によく思われたいのか?
気にする自分が情けなくて自己嫌悪

次の日、インドネシア出張の前日ということもあり
オットの用事で大阪まで出たのだが
尽くしても尽くしたりないのか?と
その日一日気持ちがクサクサして仕方がなかった。

その夜、実にリアルな夢を見た。
あまりの熱帯夜に、寝ている和室の、庭に面した板間の
窓を開けて寝ていたのだが、
私の大好きな蚊取り線香の匂いに誘われるように
うとうとしていると
私の布団のなかに、亡くなった義母が横たわって
私を呼んでいる。
私は、「お母さん~」と義母の胸に抱かれて
オイオイ泣いてしまっていた。

生きていた頃、オットの兄弟に
ひどく傷つけられ落ち込んでいると
義母は必ず電話をしてきて
まずは自分の息子の無礼を詫び、
商売人の奥さんは、どんと構えてりゃ良いんだよ
と慰めてくれた。
兄弟思いのオットにも理解してもらえない
辛い気持ちをいつも受け止めてくれていたのが
義母だった。


そう、
これは夢なのだ。
私の願望が見せた夢なのだろう。
「ママは悪妻じゃないよ」と
オットはボソッと言ってくれた。
とても気持ちが静かになっていくのを感じた。

たかだか夢一つで救われる私は単純なんだろう。
ナガオに「悪妻」呼ばわりされた話をすると
一笑された。

次の日、オットはインドネシアへ
「ママが泣いていたのは、俺の乗った飛行機が
落ちるからじゃないのか?」とオット。

「憎まれっ子は、そう簡単に死なないよ」と妻。

悪妻は今日も元気だ。


コメント (5)
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