3月11日の大震災の後、
私は二度、とてもリアルな津波の夢を見ました。
一度目の夢の日付は3月31日。
私は、学校のような、大きな公的施設の中にいました。
3~4階建ての建物だったと思います。
何かのミーティングか講習を受け終わって、
帰り自宅をして、階段を降りて、表に出ようとしていました。
建物の正面玄関まで来ると、目の前はなぜか広い海岸沿いで、
すでに大きな波が目の前にきているところでした。
女性の、「キャー!」と言う叫び声と男性の「来たぞ!」と言う声が聞こえて、
私は走って校舎に戻り、階段を這うように、屋上目指して上がって行いきました。
階段は何故か鉄筋のらせん階段、
荒い息づかいで上まで昇り詰めると、
そこは四畳くらいの、壁が白い部屋で、中には4,5人の男女がいました。
高い場所に小さな小窓が四方にあって、
正面に小さな観音開きのドアがあり、ドアが開き、友人が一人入ってきましたが、
外を見ると、水はもう同じ高さまできていて、
部屋の中はみるみる水位が上がってきて顔のところまできました。
ずっと荒い呼吸をしていた私は、そこで息を止めました。
水がひくまで、持ちこたえられるか、いや無理だ、
嗚呼、私はここで死ぬんだ・・・・
そこで目が覚めました。
うなされていた私を主人が起こしてくました。
しばらく呼吸が荒くて、
あまりにも生々しい夢で、目が覚めてからしばらく泣きました。
前日の夕刊で、海の傍の小学校が、大きな津波が来る10分前に、
表にでて高台に向かって逃げる時間はないと判断した校長が、
校庭にでている児童を校舎の中にいれ、
90人全員を屋上に避難させ、間一髪で、全員助かったと言う記事が載っていました。
この記事が強烈に印象に残っていたので、こんな夢をみたのだと思います。
ここまで生々しい夢はみたことがありません。
でもあの地震は夢ではなく、
実際に東北で起きたのです。
たまらない
人は、自然の驚異の前ではひとたまりもなくて、
一瞬のうちに命がなくなるんだと思うと、
生きるも死ぬも紙一重なんだと改めて思いました。
いとも簡単に人間の生活をめちゃくちゃにするのも自然だが
私たちに豊かな生活をもたらしてくれるのも自然。
私たちはその自然の中で生活をしています。
震災で町は流されても、残った木々は芽吹き、美しい花々は
私たちの心を癒してくれます。
あの大きな津波に、家族も、家も、仕事も流さされてしまっても
それでも、この海が好きなんだと漁に出る猟師さんたち。
頼もしいの一言です。
人間は、か弱くもあり、強くもあり。
私は二度、とてもリアルな津波の夢を見ました。
一度目の夢の日付は3月31日。
私は、学校のような、大きな公的施設の中にいました。
3~4階建ての建物だったと思います。
何かのミーティングか講習を受け終わって、
帰り自宅をして、階段を降りて、表に出ようとしていました。
建物の正面玄関まで来ると、目の前はなぜか広い海岸沿いで、
すでに大きな波が目の前にきているところでした。
女性の、「キャー!」と言う叫び声と男性の「来たぞ!」と言う声が聞こえて、
私は走って校舎に戻り、階段を這うように、屋上目指して上がって行いきました。
階段は何故か鉄筋のらせん階段、
荒い息づかいで上まで昇り詰めると、
そこは四畳くらいの、壁が白い部屋で、中には4,5人の男女がいました。
高い場所に小さな小窓が四方にあって、
正面に小さな観音開きのドアがあり、ドアが開き、友人が一人入ってきましたが、
外を見ると、水はもう同じ高さまできていて、
部屋の中はみるみる水位が上がってきて顔のところまできました。
ずっと荒い呼吸をしていた私は、そこで息を止めました。
水がひくまで、持ちこたえられるか、いや無理だ、
嗚呼、私はここで死ぬんだ・・・・
そこで目が覚めました。
うなされていた私を主人が起こしてくました。
しばらく呼吸が荒くて、
あまりにも生々しい夢で、目が覚めてからしばらく泣きました。
前日の夕刊で、海の傍の小学校が、大きな津波が来る10分前に、
表にでて高台に向かって逃げる時間はないと判断した校長が、
校庭にでている児童を校舎の中にいれ、
90人全員を屋上に避難させ、間一髪で、全員助かったと言う記事が載っていました。
この記事が強烈に印象に残っていたので、こんな夢をみたのだと思います。
ここまで生々しい夢はみたことがありません。
でもあの地震は夢ではなく、
実際に東北で起きたのです。
たまらない
人は、自然の驚異の前ではひとたまりもなくて、
一瞬のうちに命がなくなるんだと思うと、
生きるも死ぬも紙一重なんだと改めて思いました。
いとも簡単に人間の生活をめちゃくちゃにするのも自然だが
私たちに豊かな生活をもたらしてくれるのも自然。
私たちはその自然の中で生活をしています。
震災で町は流されても、残った木々は芽吹き、美しい花々は
私たちの心を癒してくれます。
あの大きな津波に、家族も、家も、仕事も流さされてしまっても
それでも、この海が好きなんだと漁に出る猟師さんたち。
頼もしいの一言です。
人間は、か弱くもあり、強くもあり。