監督:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
製作:島津清
出演者
高倉健
倍賞千恵子
音楽
佐藤勝
撮影
高羽哲夫
『男はつらいよ』シリーズを手がけてきた山田洋次が監督・脚本の作品
【あらすじ】
北海道東部に広がる根釧原野にある酪農の町。
風見民子(倍賞千恵子)は一人息子の武志(吉岡秀隆)を育てながら、亡き夫の残した中標津の土地で牛飼いをしている。
ある春の夜、激しい雨の降る中に一人の男が民子の許を訪れ、納屋に宿泊する。
その晩には牛のお産があり、男はそれを手伝うと翌朝には去っていった。
そして夏のある日、その男が再び働かせて欲しいと訪ねてくる。
【感想】
1953年に制作された映画「シェーン」シェーン』の主題曲]の邦題「遙かなる山の呼び声」から着想を得て制作された映画
どこからともなくやってきた訳ありの影のある男と、夫を亡くし牧場を幼い息子と二人で守っている女
西部劇「シェーン」の日本版。
「黄色いハンカチ」ほどドラマチックではないが、こっちの方が好きかもしれない。
ラストが圧巻。高倉健とは対照的なハナ肇が実にいい味を出して泣かせます。
広大な北海道で馬に乗る高倉健、もうとにかく惚れぼれしてしまう。
男も惚れる高倉健さん、惚れない女、おるのか?
何度見てもいい映画。
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