1997年の3月末、 小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。
彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。
かれこれ25年前の話です。
2004年、シドニー留学7年目 大学も決まり、2月から大学生だ。 シドニー市内でこれからナガオが一人住まいする部屋も決まった。
新居地アナデイルで生活できる準備に入る
アナデイルへようこそ
~シドニー五日目(1)~
◆2004/4/21(金)◆
慣れてきたからだろうか、体が軽くなってきた。
足の痛みがなくなっている。適度の運動はやるべきだとつくづく思う。
連日歩いている割には、体調がすこぶるいい。
しかし、ナガオは下痢気味。相変わらずデリケートな息子だ。
神経もわたしのほうが図太いようで、よく食べよく歩き、よく寝ている。
母は強しか。
ひーーー!
今日も暑い。
さああああ、今日も一日
頑張るぞ‼️
暑い、といっても、
日本のように湿気が高くないので
からっとしていて、木陰に入ると
涼しいのです。上着をいつも来て
出かけています。
それにしても今日はやけに暑いし、湿気があって空気が重い。
明日はお天気が崩れるな。
アパートメントにあるナガオの大体の荷物を持ってタクシーに乗り
新しい住いの街、アナデイルへ向かう。
アパートメントは、こちらに滞在している間借りているので
これからは、ここと新しい住いを行ったりきたりすることとなる。
不動産屋で鍵をもらい、新しい住いへ。
不動産屋で鍵をもらいに行っている間に、新しい住いの家の前で
1時間待ちぼうけを食らうことに。
歩くよりましか。
契約を済ませて、
不動産屋から戻るナガオ。
新しい住まいの前で、一時間待ちぼうけの母だった。
スーツケースと一緒にアパートの前に
たたずんでいるものだから、
アパートから出てくる女性に
「タクシー、なかなか来ないわね!」
と言って(多分)笑われた。
愛想笑いして返しておいた。
荷物を部屋に上げるとすぐに、家具探しだ。
この付近には家具通りがあって、そこを見てあるくことに。
限られた予算内で、安価で必要最低限の家具だけでいいのだ。
ベッド、衣類ダンス、テーブル、椅子1脚(脚立の代用)を買う。
勉強机はない。テーブルで代用するのだ。
ソファとか、棚とかは、後にゆっくり探せばいい。
今、そんなもの買ってる予算はない。
家具が届くのは木曜日。私が日本に帰ってからだ。
部屋に戻り、さて今度は、ブロードウェイまでバスででて
食器や布団や日用品の買い物だ!
と鍵を開けて部屋に入る・・・・・・・・
ガーーン
またしてもナガオ失態。
鍵をつけっぱなしにして部屋に入り
部屋から出れなくなってしまったのだ。
ナガオの顔には、10本の縦線、
わたしの血管が10本は切れたね。
でもまあ、怒ったところで仕方ないか(怒ったけど)
こちらのドアの鍵は、泥棒が侵入しても鍵がないと
ドアを開けられないようになっている。
不動産屋に電話をしてきてもらうまで1時間。
家具も、なにもない部屋で何の用事もできないまま、
暑い部屋で過ごしたのだ
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