下記は過去の記事
2011年、東北大震災から3ヶ月後に書いたもの。
連日の猛暑に、各地で頻繁に起こっている地震
オゾン層の破壊などが原因で、気候変動が起きているのは明らかだ。
海水の上昇に伴い、日本周辺では見られることがなかった亜熱帯の魚が見られたり、逆に獲れなくなった魚
気候変動と地震は、何か関係があるのか?
誰か参考になるような資料があるのなら教えて欲しい。
南海トラフは、いつ起きてもおかしくないと言われており
普段から地震の話は、家でも、息子たちが帰省した時、職場でもでてくる。
咄嗟の地震に、どう動けば良いのかのシュミレーションは必要で
例えば、自室の寝室の家具の位置。
倒れた時逃げるためのドアの妨げにならないかなどを確認したり
二階の窓から、どうやって下に降りるのかなど
考えるだけで恐ろしくなるが、考えなければならない。
以前のブログに書いたものをもう一度読み返してみた次第だ。
2011年5月23日
昨日は、最寄の自治会のコミュニティセンターで、
『自主防犯・防災対策懇談会記念講演』があり
セッティングの手伝いがてら、講演を聴いてきました。
主催は「西大和6自治会連絡会」で
結成10年になるこの会に主人も
発足からずっと活動に関わってきた人間で、組織の事務局員の一人です。
構成員は定年退職者や現サラリーマン等
住宅街で高齢化も進み、地域の連帯感も希薄化している中、
危機意識を高め諸活動に参加を促すためには
各自治会の活動が基本であると考え
各自治会長を運営の主体としての活動をしており、
事務局を置いてその活動をカバーしています。
「向こう三軒両隣り」精神で、
6つの自治会が協力し自主防犯・防災の活動を
若い世代に活動を繋げていけるようにと
地元で、学校、警察、町役場など地域との連携を図り
一年を通して、様々な行事・活動を継続して行っています。
地元の活動だけでなく、奈良県のいろんなところで講演を頼まれたり
他県の自治体が見学に来られることもあり
防犯協会や警察庁、いろんな団体から数多く表彰されています。
『継続は力なり』です。
昨日の講演のテーマは
・薬物乱用は「ダメ・ゼッタイ」(講師:奈良県薬物乱用防止推進委員 医学博士:樋口豊治氏)
・南海・東南海地震は必ず来る!その準備と心得
(講師:災害ジャーナリスト堺市南区自治連合協議会理事 防災士:瀬尾 理氏)
の二つでした。
どれだけ備えていてもやってくる災害
2ヶ月前には、東北であの大津波地震が起きたところで、
二つ目の災害ジャーナリストの瀬尾さんの話は、
皆身を乗り出して講師の話を聞いていました。
防災士、瀬尾さんの言葉
『3,3,3,3を覚えておくとよい』
3分:地震は長くても3分 。
3時間:3時間は頭が真っ白な状態。家族の安全の確認をするのがやっと
3日間:インフラの打撃を受けた大きな災害の後は、
3日間は行政などの応援・支援は来ないと思ったほうがいい
3ヶ月間:やっと仮設住宅などが建ち始めるが、大きな災害地では、
住む家を失った人たちが違う土地に引っ越したりで、
地域のコミュニティ自体が大きく変化してしまう。
3分の地震の間にできること:とにかく身を守れ
3時間の間にできること:地震がおさまった後に、おそらく家族の安否を確認するだろうが、
まず携帯は使えなくなる。固定電話も回線がパンクして使えない。
遠方なら繋がる可能性がある(被害地から離れているから)
そこを家族など緊急連絡先にしておくと良い。
常日頃から緊急事態の際の連絡場所、避難場所を話し合っておくこと
その後は、隣り近所声をかけて安否を確認、とにかく備えておいた備品や食料などで3日間をしのげ。
水は一人1日1リットル :ペットボトルに水を常に準備しておく。古くなれば取り替える
食料:二日分のインスタント食品を準備しておく
ガスコンロ、ガスボンベ(最低2本)を準備しておく
乳児がいる場合は、二日分の粉ミルク・水の準備
女性の場合は生理用品の準備。
災害後は、水、こなみるく、生理用品はなかなか手に入らなくなる。
ガスコンロ、ガスボンベなども、災害直後は手に入らないだろうから備えておくこと。
火:真っ暗では何もできない。不安で眠れない。小さな火でいいから、火が必要
ジャムなどの空き瓶でサラダ油(廃油でかまわない)、ティッシュ、アルミ箔を使って
簡易のろうそくの作り方を教えてもらいました。
今度作って、日記にも画像をアップしてみます。
ほかに、トイレのタンクの水は飲料水として使える(トイレは頻繁に水を流すのでタンクの水は新鮮)
水が使えなくなったトイレでは、ビニール袋を便器の中にセットし、その中で用を足す。
メモするためのボールペンをもっていくのを忘れたため
頭に残ってることを書いてみたため
箇条書きのようになってしまいましたが。
6自治会連絡会では、
これをまとめて住民向けの配布資料を作って頂きたいです。
またの機会に、簡易ろうそくの作り方など
ちょっとしたサバイバルをやってくれるよう提案したいです。
(火のおこし方とか良いですよね。
火打石ってどうなんでしょうか?
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