1997年の3月末、 小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。 彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。 かれこれ25年前の話です。
~とうとう我が家にパソコンが~
パソコン教室に通い出して3ヶ月ほどたったある日、 とうとうパソコンが届いたわ。(涙)
Windows95
ホームシックの息子と、泣いて暮らしているをわたしをみて、
「もうテレビ電話しかないっ!!」と夫は思っていた。
離れている親子が、顔を見ながら電話でお話。
インターネットの知識がない夫には、海外で離れて暮らしている息子=テレビ電話の図式しか思い浮かばなかったのだろう。
双方にテレビ電話を設置して果たして、どれくらいの費用がかかるのか調べた夫。
約200万円です(卒倒)
パソコン10台買えるがな。
すぐに、パソコン買ってくれ!!
そんなお金があるのなら今すぐ買ってくれ!!!!
2台でいいんだよ!2台で!
「テレビ電話よりずっと安くて便利なパソコンで、インターネットという手があるらしいよ、オット君」
「安い」の言葉にオットが反応する。
2台のテレビ電話の価格に卒倒していたアナログ夫が、「パソコン買うぞ!」と、
こうして比較的早くに夢の新しいパソコンを手に入れる事ができたのだ。
それにしても、テレビ電話にそんなにお金がかかるとは。
駅前留学「NOVA」を数ヶ月で挫折した私だ。
英会話は苦手。
横文字の多いパソコンには苦労もした。
慣れない事に手を出すと時間がかかる。
睡眠不足による弊害も出てきた。
しかしパソコンは、やればやるほど奥が深い。
息子とNM(ネットミーティング)に成功したわたしは、「万能パソコン」の魅力にとりつかれていくのである。
インターネットってすごいよ!
こうしてパソコンは、わたしの人生をも変えていくのだった。
カチャカチャカチャ・・
和室で、キーボードを叩く音が今夜も響く……
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