(昭和18年)
4Kデジタル修復版
脚本: 伊丹万作
原作: 岩下俊作
製作:中泉雄光
出演者:
阪東妻三郎
園井恵子
沢村アキヲ
月形龍之介
音楽: 西悟郎
撮影: 宮川一夫
編集: 西田重雄
【あらすじ】
岩下俊作の小説『富島松五郎伝』の最初の映画化作品で、
伊丹が脚本を執筆するが病に伏していたため、稲垣が代わって監督し完成させた。
北九州・小倉を舞台に、喧嘩っ早い人力車夫・松五郎の生涯を描く。日本映画界屈指の名作の一つ
【感想】
タイトルは知っているのに観たこともなかったこの映画を観た。
思った以上に素晴らしい作品だった。
松五郎の人間性に惚れ
劇中で叩く祇園太鼓の音に魅せられた。
こんな素晴らしい映画を60年も観ずにきたとは。
また観たい(また2回目を観てる最中)
きっとまた泣く。
生きてるうちに観れて良かった。
岩下俊作の小説『富島松五郎伝』の最初の映画化作品で、伊丹が脚本を執筆するが病に伏していたため、稲垣が代わって監督し完成させた。
北九州・小倉を舞台に、喧嘩っ早い人力車夫・松五郎の生涯を描く。
日本映画界屈指の名作の一つに数えられ、主人公の松五郎を演じた阪東の代表作にもなったが、松五郎が大尉夫人に密かな愛情を告白するシーンなどが内務省の検閲で削除され、戦後もGHQにより一部が削除された。
稲垣は完全版を撮るために1958年(昭和33年)にリメイク版を製作した。
感動した映画です。読みながら思い出してまた目頭が熱くなりました。
昔の映画は心にぐっとくる場面や台詞であふれていますね。
宮川一夫氏のカメラが好きで彼が撮影した作品はほとんど見ています。
人間味溢れた感動大作でした。
子役が長門裕之だと後で知りました^^
良い作品をご紹介くださり有り難うございます。
これからも楽しみにしてます。
洋画専門だった私が邦画の面白さに気づ居たのが30代。それからよく観るようになりました。
日本人にしか作れない映画があるのだと誇らしくも思いました。
映画好きの息子達にも観てほしい邦画沢山あるけど、これが観ないんですよね~。
ジェネレーションギャップでしょうか。
小津安二郎の映画とか、無法松の一生、砂の器、羅生門とか。
私は「七人の侍」がたまらなく好きです。
好きなんだと作品がありましたら、是非教えてくださいね。