1997年の3月末、 小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。
彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。
かれこれ25年前の話です。
1997年春、12歳でシドニーに留学した長男、
ホームシックにもかかったが10ヶ月の英語学校を無事卒業し、タウンホール駅の真上にある
st andrews cathedral schoolの受験に合格したのは1997年13歳の時です。
中学校、高校とここで6年間通いました。
覚え書き
ホームティ先:
一件目
1997~2年間
ホストファミリーは
オースト来歴20年の
エジプト人の5人家族、(シドニー、アールウッド)
2件目
イギリス人のご主人と日本人の奥さん
ワーキングホリデーで、数人の日本人がいた家
(リンドフィールド)
2年
↓
3件目
感じの良い共働きの夫婦と子供1人、猫一匹
(ノースシドニー)
ご主人の転勤のため半年だけホームスティ
4件目
息子が気に入っていた
独り暮らしのお婆さん
(ハーストビル)
半年
5件目
独り暮らしのダイアナ (アラワー) 一年半
↓
6件目
親友ニックの父親の家
両親は離婚していて、
親友は母親と、長男は再婚した父親夫婦の家で
バルメイン 一年半
↓
7件目
独り暮らしをはじめる
(アナンデイル)
4年
当時の日記より
◆2002/1/22(月)◆
今夜のフライトで長男、シドニーへ戻ります。
日本を離れがたいと、家族と離れるのが辛いと、
向こうへ経つ日が近づくにつれ、お互い情緒不安定になったりおお泣きしたり、それの繰り返しの5年間でしたが彼も少しずつ大人になり、自分の意見を持つようになり、
たくさんの友達ができ、日本よりシドニーのほうが水が合っているのだ、と彼は少しずつ確実に親元から離れていっているのがわかります。
それはそれで、長男が、もうすでに手が届かないところに行ってしまうようで、寂しさで胸が締め付けられようです。
今日は、朝から二人で最後の買い物をして
お昼は美味しい寿司を食べに行って、
夕方は、長男の好きなものを作って見送りたいと思います。
空港までの見送りは行きません。
一度関空で、わんわん泣き出してしまいましたから、オットが私を二度と見送りに連れて行かないと決めたのです。
どうか、向こうでは病気をせずに
楽しい学生生活を送ってください
離れていても、一日たりとも忘れることなどない
愛しい息子です。
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