ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

多重人格・シビルの記憶

2009年09月14日 | 映画

多重人格・シビルの記憶

2007年 アメリカ

<監督>ジョセフ・サージェント
<キャスト>ジェシカ・ラング , タミー・ブランチャード

全米ベストセラー【シビル 私のなかの16人】の二度目の映画化
実話を元にした映画

ストーリー:

1920年代、米国。
当時まだ、多重人格という病気の存在が認められていない時代、
男性心理学者に、自殺未遂をし「ヒステリー」と診断された患者「シビル」を
女心理学者のウィルバーが診察をすることになる。
ウィルバーは彼女に自分の半生を振り返らせる。
ところがシビルは突然異なる人格に移り変わっていき、
ウィルバーを混乱させる。
彼女の中に16人の人格がいることを知ったウィルバーは、
根気よくシビルが言うことに耳を傾け、
シビルが何者か探り出そうと試みる。
また当時は多重人格、解離性同一姓障害そのものが医学界で認められておらず、
ウィルバーは周囲の医師を理解させようと奔走する。

感想:
シビルの中に16人の人格が存在することになったのは
彼女の悲惨な過去の体験によるものからくるのだが、
彼女はそれを隠していている。
ウィルバーはシビルの話をじっくり聞き、
そして彼女は、シビルの記憶を引き出していく。
その中で次々に出てくる人格。

16人もの人格を作ることになった過去のトラウマを探り
彼女を救うために彼女の人格を統合させようと奮闘する。

シビルを演じたタミー・ブランチャードが圧巻。
彼女の記憶をたどりながら、いろんな人格が出てくる過程は
非常に興味深かった。
ウィルバー役を演じたジェシカ・ラングも見事でした。
最後、人格が統合されていく様を
もう少し丁寧に描いて欲しかった。

このシビルとウィルバーはその後親友になったそうで。
女性が奮闘する映画はやっぱり良いな。

人間は皆多面性を持っているものだと思っている。
私だってそう。

明るく前向きな自分の裏には
何事も悪い方向に考えて一人落ち込むネガティブな自分がいる

努力をする自分と、怠け者の自分

姉御肌の自分と、甘えん坊の自分

仏の顔と鬼の顔

強かったり 弱かったり

愛したり憎んだり

どれも自分だ。


時々グチャグチャニなって
爆発させて一人落ち込んで自己嫌悪


そんな私を、家族は見物しています(爆









コメント (2)
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