暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

天下

2020年01月09日 | 古民家

 天下を取った偉人達が残した功績や・・・伝説・・・目に見えるモノもあれば・・・

伝え継がれた物語や・・・今に残る日常的な決まり事もあったりと・・・

一国だけで無く、日本を治めていたほどの方々の力を感じますが・・・

建物でいえば・・・お寺や神社は残っていても、住まいとして残るものは少なく・・・

火事や戦争でほぼ無くなっています・・・。

単に火災であっても・・・戦火であっても、食い止める事はどんな力を持っても防ぐ事は出来ず・・・。

道路を広くしたり・・・土蔵を多く造らせたり・・・瓦屋根の使用を許可したりと・・・

その位が限度だったんでしょう・・・。

(有名な安土城も・・・ある映画で紹介されていたように・・・

延焼の問題で、吹き抜けを中止したりしています・・・。)

今よりも直火の生活・・・囲炉裏やかまど・・・焚き火に焼き畑など・・・

地震の二次的被害の火災も・・・大きな範囲の災害になりますが・・・

普段の生活習慣からの原因が大きいような気がします・・・。

街の風景が変化してきたのは・・・ビルが多くなった事と、防火の為の規則が・・・

木造の仕上がりを拒んでしまったから・・・燃えない素材に取って替わり・・・

木製の窓も・・・隙間風が、耐久性が・・・そんな理由でアルミサッシとなり・・・

無機質な建物が乱立していきました・・・。

一時・・・波板板金の屋根や壁が増えて・・・バラックと言われる町並みになって・・・

物が無い戦後の時代・・・なりふり構わず、生き抜く事に一生懸命な時もありました・・・。

心を病む人が増えて・・・生活できない人も増えて・・・それでも暮らしが豊かに思える社会・・・

作物を育てるにもお金が必要で・・・お米を作ればその分赤字になる暮らし・・・

古民家の生活をして、自然と共に生きれば良いのか・・・?豊かな暮らしが出来るのか・・・?

と言われれば自身はありませんが・・・

そうする事で・・・地域が元気になり・・・関係人口が増えれば、おのずと生き生きした人が増えて・・・

そこには同じ考え方を持つ人が集まってくると思います・・・。

天下を取らなくても・・・次の世代に残せる大きな役割を残す事は出来て・・・

どれだけ継続して・・・繋げていけるかが、大切だと想います。

 

 

 

 

コメント (2)
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