暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

観光

2020年01月05日 | 古民家

 東京都港区・・・愛宕山の急な階段を登ると、そこに愛宕神社は鎮座します・・・。

関東大震災で倒壊した愛宕塔(愛宕館)から撮られたと思われる3枚の古写真・・・

広く見渡せる明治中期の町並みです・・・。

大きな建物は少なく・・・甍の続く町並みとはこう言った感じなのか・・・?

明治期を表すように・・・和洋折衷、煉瓦造りの建物が見てとれます・・・。

時代を映す町並みは各地に残り・・・様相を変えてしまうのは時代の流れで・・・

街並みの変化が緩やかに進んでいても・・・

人口減や・・・少子高齢化など、地方ほど状況の変化は時間とともに大きく様変わりして行きます・・・。

日本文化を実感出来て・・・その様子を色濃く残すと思われる町・・・京都・奈良・鎌倉など・・・

伝統保存地区など・・・規制や基準を設けて、かろうじて残るものの・・・

そこに住む方々の苦労・・・不便さは、実際に住む方にしか解らない苦労もあります・・・。

観光の過剰な状況を見ていると・・・世界で観光名所と言われる、歴史ある文化遺産や伝統的な文化・・・

観光と文化を両立する難しさや工夫は、どこでも同じような問題が起きているのか・・・

行政や地域の対応や仕組み造りの違いはあるのか・・・?

この先、どのような方法がより良いのか・・・難しい対応が必要になりそうです・・・。

頭の上にちょんまげを結い・・・布を巻いた出で立ちに、刀を差し・・・

草を編んだ履物を履いた・・・小柄で気の荒い者たち・・・

神秘の国として・・・多くの外国人が訪れ・・・

自国の文化を与え・・・大きな富を得ていた頃とは違い・・・

和のしつらえや伝統の文化の空気を感じたいと思う人たち・・・

クリエイティブな部分を体験したく訪れるのか・・・

どちらにしても・・・他で体験できない何かを求めて訪れるていると思えば・・・

その思いを裏切る町造りや・・・文化の継承を閉ざす事になっても良いのか・・・?

それ以前に・・・誇れる文化を守り伝える事が出来なくても良いのか・・・?

ちょんまげを結って町を歩く訳には行きませんが・・・

日本の自慢出来る所は・・・?と聞かれ・・・

自信を持って答えられるようでありたい・・・と想います。

 

 

 

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