暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

慣れ

2020年01月07日 | 古民家

 ひとの記憶力の可能性を考えると・・・

落語家さんや歌手の方々が・・・100・200の落語を覚える記憶力に・・・

自分が作った曲だとしても・・何十曲も、歌詞を見ないで歌えたり・・・

一度見ただけで詳細な画像として記憶していたり・・・著名人の名前や生年月日を記憶したり・・・

人の名前を覚えるのが苦手な自分としては・・・とてもうらやましく思うのですが・・・

みなさん・・・覚え方は千差万別で、自分に合った記憶方法があるようです・・・。

韻を踏むように調子を取って・・・歌も、反復して覚えるか・・・感覚で覚えて行くように・・・

体が反応するようになるのか・・・?ただがむしゃらに何度も声に上げて覚えるのか・・・

長年同じ世界にいると・・・自然と体にしみこんで来るような感覚もあるかもしれません・・・

 

慣れは・・・どの年代になっても失われること無く・・・特に匂いは・・・

どんなに臭くても・・・ある程度慣れてきます・・・。(匂も記憶されるのに慣れ=忘れる?)

動物の匂いや・・・各家庭の匂い・・・そこで暮らす人は気にする匂いで無くても・・・

初めて入る人は・・・とても気になる方もいて・・・

結婚など・・・挨拶の時、家の中の匂いがどうしてもなじめず・・・別れた・・・

などと言う話があったのか・・・無かったのか・・・?

 

多少不便でも・・・毎日の暮らしに感謝の気持ちが生まれるのは・・・

苦労して・・・一生懸命取り組んで・・・達成感が芽生えて喜びを感じます・・・。

不便な暮らしにも慣れはあって・・・懐かしい記憶が蘇って、安堵して・・・

カマドで炊けば手間はかかり・・・薪で焚くお風呂は時間もかかりますが・・・

毎日おいしい御飯が頂ける・・・1日が無事に終わってありがたい・・・

古民家の暮らしには・・・そんな気付きが、たくさん詰まっていると想います。

コメント
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