散るには悲しい花の名も・・・可憐に生きて瞬く姿に・・・
抱いて微笑む両手の温もりは・・・過去に狂おしく、未来を預け・・・
ただ、この時に咲く華を・・・掴んで恋しく語れる涙が・・・
煙の心を狂わせる・・・。
尊い命をもてあそぶような歴史を逆さに見て・・・
残酷な命のやり取りが・・・自然の中にありふれていると・・・
暮らしの中では悲しく・・・
消えてしまう記憶と・・・消せない記憶とが混ざり合い・・・
心の内を省みないと言い訳をしても・・・
町角で出会う記憶は恐れを隠して近づいて・・・
振りかざす命を奪ってしまう・・・。
平和と暮らしていられる時間を数え・・・
幸せな値打ちを自分で決め・・・時代のせいだと叫ぶのは・・・
弱く脆い自然のバランスに・・・端を歩く綱渡りの様子だと・・・
渡り始めて勇気を配りはしても・・・誰もが渡れるほど強くは無いけれど・・・
誰もの為と・・・あなたの為と、偽りながらも相互の暮らしで繋がるのは・・・
お互い様の結いの中なのかも。