花咲く頃合いに歌う詩は・・・待ちわびた出会いに・・・
晴天に浮かぶ頃に歌う詩は・・・露の朝を迎え入れ・・・
静寂に凍える隙間に歌う詩は・・・見つめ合う温もりに・・・
葉音を足で蹴る頃に歌う詩は・・・殻を集めて語り合う・・・。
大人になれば手を離れ・・・短くやり過ごす暮らしに慣れた・・・
取り戻すことも叶わない、瞬く時間は・・・
無垢な想いに応え、贈られて・・・
削り取られる日々の中から拾い上げるには・・・
集まる場所は人知れず・・・吹き溜まりの片隅に埋もれている・・・。
変わらないけれど・・・変わらないと進めない・・・
それでも姿カタチに憧れて・・・
おどけて見ては取り違える・・・憧れの意味を交換すると・・・
腑に落ちる・・・全ての季節の受け渡しが・・・
約束を守りながら過ごした日々の上に立ち・・・
出会いを求めた、歌を唄い続ける。