暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

夏夜

2024年07月03日 | 古民家
 目に見えず・・・たくさんに守られている派手さは無くても・・・
ポツポツと暖かい、心の内に気付く頃合いは・・・
小さく物心も無い時と・・・
大きく威勢を振りかざした時・・・
記憶を無くす、手前の弱さを知った時と・・・
無防備な背中を向けて・・・預ける相手が見つかるまでは・・・
隠したシッポもばれないように・・・くねらせるけれど・・・
独りで歩く道は忙しそうに・・・明るく跳ねている・・・。

暗い夜道を楽しそうに・・・迷い人を探すのは・・・
隠れた町の暮らしが、ツラツラと・・・眠たげに・・・
闇の恐れと反対の・・・常闇に慣れた暮らしの歩き方を・・・
月明りの風情を払いながら・・・質素に優雅な息を吐く・・・。

明るい中で・・・想像は乏しく・・・
暗い闇に・・・人の心を灯してみれば・・・
百や千の魂が夜道を歩き・・・宵闇に月を謡いながら・・・
万の物語は列をなし歩き・・・人の想像をエサに暮らしが膨らめば・・・
自然に話を聞かせるには都合よく・・・
湧き上がる想いは暮らしの果てに・・・曖昧に過ごす外と中や・・・
明るさと闇の境を楽しむ・・・風流な季節はやって来る。
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