グルグルと遠ざかる故郷の眺めは・・・
空の上から届かなく・・・隣の後ろにいても気付かなく・・・
宝物にしたくても見向きもされず・・・捨てようとして邪魔にされ・・・
時代が早いと残されては・・・笑いの角かどから福が来た頃に・・・遠くの近くに人は集まる・・・。
見慣れないカタチを見つけて・・・総動員する頭の中に浮かんで来るのは・・・
つまらない記憶に、自然と戦う愚痴の中で・・・教わる暮らしの年老いた知恵は・・・
口ずさむ唄も・・・しゃがれた手の中で踊る遊び・・・
大げさに驚きもしないけれど、出来ない悔しさは・・・
教わり学ぶ心の内が・・・くすぐられて行く・・・。
ため息から見渡す誰かの顔を、横目で見つけ・・・
笑顔と拍手を受け取り手渡せば・・・
繋がり知らないどこかへ飛んで行き・・・
広がる先は人知れず・・・知恵の輪の中で踊り出す・・・。
色もカタチも聞こえる音さえも・・・町の様子は変わり始めても・・・
変化と歴史を受け取って・・・知恵袋が膨らめば・・・
はじけて広がる文化になるのかも。