酌み交わす中で育った話があれば・・・
まんじりと、一人歩きが似合う物語も生まれ・・・
小説に毒づくほど、読みふける知識もつかないうちに・・・
学びの場から遠ざかり始めた事で、想いも蘇り・・・
口をつむんで泳ぐ、陽だまりに酔いしれる・・・。
特別な意味を後付してはいるけれど・・・
知の偉人と想うほど、憧れには程遠く・・・
唯一無二の言葉の宝箱に、隠された先人のいたずらも・・・
見つけようと見渡さなければ、当ても無く途方に暮れてしまう・・・。
1冊の本の中に貯められた知識を飲み込んで・・・
世界の何処かで出会える日々と・・・
目隠しされ・・・耳を塞がれ許されない言葉の数々は・・・
自由に膨らむ思いの丈を・・・手放無しはせず・・・
小さな覚悟は、破裂しそうに広がり・・・
自然と届く贈り物に・・・学びの詰まった知識の渦は・・・
古びた本の中に刻まれている。