ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

買い出しツアー in デュッセルドルフ

2011-06-12 11:35:56 | ドイツ生活
つづけて更新。

今週末、ドイツは3連休です。

連休初日の昨日、日本食材買い出しのため初めてデュッセルドルフへ行ってきました。

ミュンスターから車で1時間15分くらいです。


デュッセルドルフの街中の駐車場に車を止めた後、まず向かったのは.....





ラーメン屋!いきなり本日のメインイベントです。


ロンドンにいた頃の一番の不満。それは、「おいしいラーメンが食べられないこと」でした。


ヨーロッパでロンドンに次いで2番目に日本人コミュニティーが大きいデュッセル、おいしいラーメンが食べられると聞いていてとっても楽しみにしてきました。





率直に言って、ロンドンとは比べ物にならないくらい美味しかったです!!


今回訪れたお店は、日本人街と言っても過言ではないような日本食レストランや食材店が集まる通り(Immermannstrasse)にあります。おかげで、まわりは日本人だらけ。聞こえてくる話も全部日本語ばっかり。こちらも話す内容になんとなく気をつけなければ....とちょっと気を使いました。ロンドンでは日本人がやっている日本食のお店に行っても、たいてい半数は日本人以外のことが多く、こんなに90%以上日本人が占める環境に身をおくと、なんだか違和感を感じてしまいました。

店員さんも全員日本人なので、注文するときに躊躇することなく日本語で注文できました。ロンドンでは店員さん全員が日本人というお店はあまりなく、アジア系の店員さんが働いている事が多かったので、注文時に日本語でOKなのか英語なのかをまず見極めて、よくわからない人の場合には英語で注文していました。


いや、もう本当に久しぶりにこんなに日本人に囲まれたという感じです。


そして、このラーメン屋でRotaはなんと高校時代の先輩にばったりお会いしました!


おいしいラーメンを食べて満足した後、こんどは同じ通りに何軒もある日本食材店や本屋さん巡りに出発。まずは品揃えのチェックと値段の比較をしてどのお店がいいかを吟味。ロンドンではみたことがないような商品もそれなりにありました。しかし、ロンドンに比べて値段が高いと思う品物が多かった気がします。ロンドンでは安めのお店でしかも特売になっているものを買っていたりしていたので、そう感じるのかもしれませんが。


その後、日本人街を離れてお散歩。日本人街を離れると、見かける日本人の数が一気に少なくなって、他のドイツの都市と同じような感じになりました。


夕方、もう一度Immermannstrasseに戻り、買い出しスタート。週末婚の我々、調味料など二カ所分の購入をしなければなりません。お米もそれぞれの家用に二袋購入。スーパーと駐車場を2往復しました。日本人街にある日航ホテルの駐車場に車を停めて大正解でした。駐車場では同じように買い出しにきたと思われるご家族を見かけ、お父さんがやはりお米二袋を抱えて車まで運んでいました。みなさん、考える事は同じです。


買物を終えてスッキリしたあと、夕食を食べに日本食料理屋さんへ。知り合いの方にオススメしてもらったお店へ行きました。まだ6時過ぎで店内は空席が多かったのですが、ほとんどのテーブルの上に「予約席」の札が置かれていました。我々のすぐ後に入って来た家族連れは予約無しのテーブルが空いていないうえに、他の人も今来たばかりだから時間がかかりますと言われていました。どうやらギリギリセーフでテーブルに案内してもらえた我々はラッキーでした。


Rotaはカツ丼、Kapiはお寿司、そして小鉢2品を注文。カツ丼もお寿司もこれまでヨーロッパに来て食べた日本食の中で一番の美味しさ!ロンドンでもおいしいお寿司屋を見つけたと思っていましたが、それ以上のレベルです。あまりにおいしかったので、Rotaはざるそば追加、Kapiはレンコンの挟み揚げを追加。このお店に来てよかったー。(店内は例によって日本人ばかりなので、写真は控えました。)


耳に入ってくる他のお客さんの話から想像するに、オランダのアムステルダムやベルギーのアントワープからきている方々がいる模様。ヨーロッパに住む日本人の心のよりどころになっているデュッセルのようです。


お腹も心も満腹になって夜10時頃ミュンスターに帰ってきました。やはりおいしい日本食が食べられると、すごくホッとします。



でも、お財布がだいぶ軽くなったなぁ。。。。

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かもめ食堂ジャーニー in ヘルシンキ  おまけ

2011-06-12 11:20:09 | ドイツ生活
2泊3日のかもめツアーを終えて、ドイツに戻った後。

まだまだフィンランドの余韻を楽しみたかったため、自分で作っちゃいました。


フィンランド風シナモンロール。



シナモンたっぷりでおいしくできました♪


これにて「かもめジャーニー」完結です。
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かもめ食堂ジャーニー in ヘルシンキ: その2

2011-06-10 13:55:22 | ドイツ生活

6/3 二日目

まずはホテルからすぐのハカニエミマーケットから二日目スタート。




お天気もよくて気持ちのいい朝。





このマーケットも「かもめ」に出てきたところ。映画に出ていた八百屋のおばさん(ご本人が出演)には残念ながらお会いできず。もう5年も前の映画なので、そりゃそうか。


屋内マーケット。




色とりどりの野菜、魚屋、肉屋、スウィーツ、お茶屋、雑貨屋、パン屋....ありとあらゆる屋台がつまっていて、見ているだけでとても面白い。


これはフィンランド名物らしいです。パイ生地の中にリゾットのようなものが入っています。ホテルの朝食にもありました。



そして、そして、「かもめ」に出て来たお肉屋さん。これまたお店のご主人には会えませんでしたが、特典DVD(メイキング)に出て来たおばさんは中で働いていました。



食料品が多い1階をひととおり見た後、今度は2階へ。


エスカレーターを降りると、目の前には。。。




マリメッコ。これまた以前から「これいいなぁ、でも高いなぁ」と指をくわえて見ているだけだったお店。こんなにたくさんのマリメッコ商品を一度に見たのは初めて。カラフルな商品に囲まれていると、それだけで元気がもらえそうな場所です。でも、本場のフィンランドでも、それなりのお値段。

と、突然Rotaから非常に嬉しいお言葉をちょうだいしました。

「クリスマスプレゼントとして何か買ってあげようか?」

おー、やったー!


というわけで、念願のマリメッコGETです。単なるプレゼントではなくて「半年早いクリスマスプレゼント」となるところが、Rotaらしいところかも。


その後、ガイドブックで「クラシックのCDで無いものはない」というすごい文章で紹介されていたミュージックショップを冷やかしに行き、ヘルシンキフィルによるシベリウスのフィンランディアを購入。


そして、街中を歩いておなかがへった頃、今回の旅行のメインイベント会場へ!


かもめ食堂!!


ここは映画の中で「かもめ食堂」として実際に使われたお店。お店の場所へ近づくにつれ、日本人を多く見かけるようになりました。

お店に着いたのはお昼時間をやや過ぎたころ。店内は....8割が日本人!「かもめ」ファンのお客が多いと聞いてはいましたが、本当に多くてびっくり。そしてそして、映画にでてくる青年「トンミ・ヒルトネン」ばりに日本語がペラペラなフィンランド人がいて、またまたびっくり。おそらく、ガイドさんのようでした。

ドアには日本語。



店内が満席だったので、お外でランチです。






ミートボール、おいしかったです。

その後、店内が空いたので中へ移動。




映画とはちがって、窓側は一段高くなっていました。日本人がみんないなくなったとたん、とてもまったりした空気になり、地元の人がひとりでふらっとやってきてランチしたり、コーヒー飲んだり。ほとんど誰もいなくなった店内で、我々もまったり。こういう時の時間感覚がお互いに似ているところが嬉しいですね。


お店のドアに貼ってあったポスター。



かもめ食堂を十分満喫した後は、フラフラお散歩。





そして、午後3時頃ホテルへ戻り、車をピックアップ。そして向かった先は....


昨日も来たココ。



とても気に入ったし、昨日は寒くて外でお茶できなかったので、もう一度来ちゃいました。





例によって、シナモンロール。Kapi的にはここのシナモンロールが一番でした。


その後、ヘルシンキでの滞在時間にちょっと物足りなさを感じつつ、今夜のお宿があるタンペレへ一路向かいました。翌日の飛行機が朝なので、今夜は空港に近いホテルに宿泊です。


タンペレでは前回も行ったバイキング料理のお店で夕飯。夜10時くらいと遅い時間でしたが、開いていてよかった。









前回もそうでしたが、ここのお店、観光客向けな感じが強いのですが、お料理がおいしいのです。


これで2泊3日のヘルシンキ旅終了。「かもめ」づくしな旅行で大満足です。昨日も書きましたが、フィンランドは空気感が非常に合っていて、居心地がいいのでまた何回も来たくなる場所です。次は森できのこ狩りかな。



ーーーーーーーーーーー

おまけ


台湾にいるお友達から素敵な小包が届きました!





とってもおいしいウーロン茶。香りもすごくいいし、飽きずに何杯でも飲めちゃいます。ドイツに住むようになってから、たいてい毎日水筒に紅茶を入れて大学に持参していますが、今日はこのウーロン茶がお供しています。


一緒に入っていた説明文がまた面白いのです。





最初、読んだとたんに吹き出してしまいました。まるで「おみくじ」みたいな文章。おもしろいもの大好き人間にはたまりません。記念に保存しておきます。


Mayucoちゃん、どうもありがとう!

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かもめ食堂ジャーニー in ヘルシンキ

2011-06-09 21:38:31 | ドイツ生活
先週の木曜日、6月2日は祝日だったため(正確にはKapi州は祝日だが、Rota州は平日 修正:Rota州も祝日でした)金曜日に休みをとってフィンランドはヘルシンキへ行ってきました。

去年の8月以来のフィンランド。前回はヘルシンキに行く時間がなかったので、今回ようやく実現です。


6月2日
朝6時半のブレーメン発の飛行機でタンペレへ。懐かし?の素朴な空港タンペレで車を借りて、一路ヘルシンキへ!

今回のレンタカーはフォードのフィエスタ。なんと、まだ200kmしか走っていない新車中の新車。フォードびいきのRota氏、喜んでおりました。

が、結構早い段階で「この車、もう飽きた~」と言い出してびっくり。まるで子供が買ってもらったばっかりのおもちゃをポイっとする感じ。バージョンアップされ、思っていたもの(以前に乗って気に入っていた)とは違う仕様になったとのこと。ま、がまんしてもらうしかありません。

最初に向かったのは、こちら。

iittala製品でもB級品が置いてあるお店です。


日本にいた時、よくデパートで見かけては「ステキだけど高いな~」と、いつも思っていました。

というわけで、ここで買わずにどこで買う!Rotaの誕生日プレゼントも兼ねて、しっかり吟味して購入してまいりました。





その後、ホテルに車を置いて、トラムで街中散策へ。






ちょうどこの日はフィンランドも祝日で、公園では野外ステージでジャズコンサートをしたりしていました。北欧にくるといつも感じますが、人々がのんびりしていて、とても居心地がいいです。




まるで森に来たかのような緑ゆたかな公園をぬけると、そこには....




フィンランドの有名な音楽家、シベリウスの顔像!なぜか顔しかありません。後頭部もありません。うーむ、かなりヘンテコリンな印象。



その後、ロンドン時代のお友達Yennie(ヘルシンキ大学に留学していた)に教えてもらったカフェを見つけて、休憩タイム。







観光客がこない穴場カフェとあって、地元の人々にまじってまったりタイム。外のテーブルはたくさんあるけれど、お店自体はとっても小さいです。夕方6時近くで寒くなって来たので、たまたま空いていた店内のテーブルを確保。そして、今回の旅行のテーマのひとつでもある「シナモンロール食べ比べ」が始まりました!


食べ比べ、第一弾。



ちょっと温めたシナモンロール、ふわふわ生地&外側サクサクって感じで、とってもおいしかったです!


再び市街地へ戻り、夕食。Kapiはサーモン料理をいただきました。皮までサクサクしていて、とってもおいしかったです。




食後のコーヒーを飲みに向かったのは、海辺のカフェ。







タイトルですでにお気づきの方もいるかもしれませんが、今回の旅のテーマは「映画 かもめ食堂のロケ地に行ってみる」です!二人の大好きな映画(特にKapi)のひとつである「かもめ食堂」。このカフェも最初に行ったiittalaのお店も、そして翌日訪れる場所も映画で紹介された所なのです。

このCafe Ursula、夜12時まで開いているとのことで、結構たくさんお客さんが入っていました。映画では外のオープンテラスがでてきていたのですが、さすがに寒いので室内でがまん。おそらく「かもめ」ファンと思われる日本人カップルも1組いらしていました。


シナモンロール食べ比べ、第2弾!


おなかいっぱいで長ーい初日を終えた我々です。


(つづく)
















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折鶴プロジェクト in ヨーロッパ

2011-05-19 22:59:39 | ドイツ生活

昨日のサッカーの記事の閲覧数がすごくて(普段の2倍以上)、ちょっと驚いております。


さてさて、今日もチャリティつながりの記事をおひとつ。


まだロンドンにいた3月。日本で地震が起こり、毎日毎日インターネットのユーストリームでNHKなどニュースを見まくって情報収集をする一方で、何か自分にできることはないかと考えていました。


震災から10日経った頃、ブレーメンで折鶴プロジェクトなるものが発足したことをフェイスブックで知りました。中長期的にみた震災復興支援を目的とし、身近にある紙で折鶴を作って商品化して収益金を寄付金として日本へ送るというものです。このころ、ロンドンではいろいろな場所で募金活動やチャリティーイベントが行われ、「ご祝儀貧乏」ならぬ「チャリティ貧乏」という言葉がちらほら聞こえてくるほどでした。でも、時間が経てば経つ程、募金活動で集まる金額も減る可能性があるだろうし、長期的な視野で何か支援ができたらいいなと思っていました。


良いタイミングでこのプロジェクトのことを知り、長期的な活動であること、身近なものでできること、日本の文化である折鶴をヨーロッパに紹介する機会にもなることから「これだ!」と思い、すぐに主催者の方に連絡をしてみました。その結果、ロンドン支部をたちあげる許可をいただくことができました。まったく見ず知らずの、しかもブレーメンではなくてロンドンに住んでいる人からの連絡で主催者の方も驚かれたかもしれませんね。「思い立ったら即行動」しないと気が済まないタチなので、こういう時にはその性格が功を奏しているようです。


ドイツへ引越するまで残り3週間。できる限りの折鶴を集めるため、友人知人にプロジェクトの話をし、みんなに協力を求めました。たくさんの人に話を広めたかったけれど、3週間のうちに私が自分で回収できる範囲に留めておかないといけないので、むやみやたらに広めることができず、ちょっとやきもきもしました。でも、協力しれくれた友人知人がそれぞれ学校や職場で話をし、みんなで折鶴を折ってくれた話を聞いて非常に嬉しかったです。


3月末でロンドンの博物館でのお仕事が終わり、ドイツへ引越するまでの10日間は昼間もフリーだったため、毎日のように誰かに会って折鶴回収&引越前のご挨拶会となりました。一日に午前、お昼、夕方と3組に会って折鶴を回収する日もありました。おかげで、2年間住んだロンドンでまだ行ったことのない地域に足を運ぶ良いチャンスにもなりました。


いよいよブレーメンへ移動するという当日にも、折鶴回収&さよならランチ会をセッティングしてくださったりして、最後の最後まで折鶴回収に努めた結果、スーツケースの3分の1以上を折鶴が占めるという予想外の嬉しい悲鳴をあげておりました。


こうして集まった折鶴 made in London の総数633羽!時間も限られているし、150羽くらい集まれば万々歳かな、なんて思っていたのですが、なんとなんと600羽越えで本当に驚きました。協力してくれたみんなに本当に感謝です。


みんなの日本への想いがつまっていることを痛感しながら、大切にドイツへと運んだ折鶴たち。





ブレーメンからミュンスターへ引っ越すまでの仮住まい期間中、主催者の方にお会いして直接手渡しをしてきました。予想以上にロンドンで多くの鶴が集まり、驚かれていました。ブレーメンとの合計は4/27の時点で総数1374羽。今もブレーメンで折鶴回収を継続しているので、もっと増えていることでしょう。


こうして集まった折鶴たちをどう活かすかが、これからの大仕事。芸術大学に通う方々が中心となっているため、彼らが試行錯誤をしながら商品化に向けたアイデアや試作品の作成をしてくれています。私もロンドン支部代表のアドバイザーとして一緒に意見交換してサポートさせていただいています。


寄付金集めが目的のため、いかにコストを抑えて商品化するか、そもそも本当に商品化できるのか、どのような形で販売するのか、いくらで売るのか、などなど考えなくてはいけないことがたくさんありますが、少しずつ少しずつ進んでいます。先日のミーティングでは、試作品のモビール(室内装飾)を見せてもらいました。



こんな感じ。


まだまだ大いに試行錯誤する必要があると思いますが、みんなの想いはただ一つ「少しでも被災地のサポートを」です。遠く離れているからこそ、みんな日本のために何かしたいという気持ちが強いのです。日本国外にいるからこそ、日本の情報を少しでも知りたいと思い、毎日毎日ニュースを見て状況をチェックし、その結果体調不良になってしまった人(不眠や動悸など)も正直多いです。海外在住者は蚊帳の外どころか、みんな心を痛めています。だからこそ、「自分も何かしたい」「何かできることはないか」と思っている人がたくさんいます。その想いを日本へ確実に届けられる方法として、このプロジェクトをできる限りサポートしていきたいと思っています。


知人からの情報で、ロンドンでも長期的視野を念頭にしたプロジェクトが発足しているとのこと。さすがロンドンだけあって、規模と内容がブレーメンとは違うようですが、ロンドンとブレーメンで何かしらコラボレーションして、少しでも支援の和をヨーロッパに広められないかと、次なるステップをすでに画策し始めている今日このごろであります。


みんなの想い、日本へ!



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Dortmund vs Team Japan

2011-05-18 22:19:23 | ドイツ生活
昨日はサッカーの震災チャリティーマッチを観戦するために夕方からデュイスブルグへ。

今季の優勝チーム、ドルトムント vs 欧州在籍日本選手チーム!

デュイスブルグまでは車で1時間ちょっと。6時半頃に現地に到着し、イギリスから来たRさんとAさんと合流し、Rさん達宿泊のホテルのレストラン(スタジアムの目の前)でまずは腹ごしらえをし、いざスタジアムへ!



チャリティマッチの開催が決定してから当日までほぼ1週間くらいしかなかったので、どれくらいの人があつまるのだろうかと思っていました。ドルトムントのサポーターが当然多いのですが、ロンドンに次いでヨーロッパで2番目に大きい日本人コミュニティーがあるデュッセルドルフが近いこともあり、日本人もそれなりに応援に来ていました。



日本チームのメンバーで個人的注目はうっちー内田@シャルケ、長谷部@ヴォルフスブルグ、もちろん香川@ドルトムント。欧州で頑張る日本人選手を一度に見られるチャンスはそうそうないので、かなり楽しみ。

試合前にドルトムントのチームメイトと談笑する香川選手。








試合運びはといえば、終止なごやかムード。緊迫感がないのが、正直ちょっと残念。現役選手だけでなく、往年?の名プレイヤーが日本から来て参戦したり、日本でプレーをしたことがあるドイツ人の元プレイヤーおじさん(失礼!)が出たり、日本チームはいろんな人の混成チームで面白かったです。

交代で嬉しそうにピッチに入る名波さん。


ちょっと太りましたね?城さん



奥寺氏も頑張りました!



試合は2-1でドルトムントの勝利。終了後、なごやかな雰囲気の日本チーム。


うっちーと森本選手



ドルトムントのサポーターに受け入れられ、愛されている香川選手を見つけられますか?こんなにたくさんのドイツ人を惹き付ける香川選手のすごさ、ドイツ人の暖かさに感動しました。(写真中央下にいる赤字に白の線が入ったユニホームのズボンに白ハイソックス)


チャリティー試合なのでチケット代(高くても20ユーロ)は全額寄付金になるとのこと。通常よりも安い値段で、ピッチにも近い座席で、日本人選手がたくさん見られて、それがチャリティーになるなんて素晴らしい!スタジアムでは特に募金活動やチャリティーTシャツ販売などはありませんでしたが(もしあったらTシャツ買いたかったけど)、今回の試合で100万ユーロが日本へ送られるそうです。すごいことです。ありがたいことです。


今回で2回目のヨーロッパサッカー観戦で様子もだいたいわかってきたので、来季はドイツ周辺にいる日本人選手の応援にどんどん駆けつけたいと思います!

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アスパラ週末

2011-05-16 18:45:29 | ドイツ生活
今年もアスパラの季節がやってまいりました。というわけで、ホワイトアスパラ週末です。

去年の経験により、皮を剥くとかなり細々としてしまうことがわかったので、今年は一番太いアスパラをマルクトで購入!



結構思いっきって皮を剥かないと美味しく食べられないホワイトアスパラ、この太さなら安心して皮が剥けました。



去年はネットのレシピ通りにバターを入れて茹でたようですが(すっかり忘れてた)、今年は冷蔵庫になかったのでオリーブオイルで代用。塩、砂糖、オリーブオイルを入れてフライパンで茹でること15分。ちなみに、根元は少しだけ十字の切り込みを入れました。

ほどよい柔らかさにゆであがりました!



去年は若干茹で過ぎだったので、今年は茹ですぎないように注意していたので、バッチリの出来上がり。生ハムと共においしく頂きました。今年は市販のガーリックソースを添えましたが、生ハムだけでも十分美味でした。

実はこの前日にもお友達の家のBBQパーティーでホワイトアスパラをいただいていたので(一部は我々の手みやげ)、二日連続のアスパラ週末となりました。今の時期限定の食材ですから、食べられるうちに満喫しておかないと。














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手作りリース講習会

2011-05-12 22:15:42 | ドイツ生活

まだブレーメンに滞在していた4月半ばのこと。

以前からBBQなどでよくお世話になっているTさんの奥様Sさんによる手作りリース講習会を開催してもらいました。今年の元旦に開催したキムチ講習会に続く第二弾です。


場所はSさんご自宅の離れにあるアトリエ(Sさん用お仕事場)です。Tさんご夫妻のご自宅には、Sさん手作りのリースがあちらこちらに飾られていて、いつもステキだなぁと思っていたのです。ロンドンに住んでいた頃はブレーメンの部屋はKapiにとっては仮住まいの部屋であって、正直あまり手をかける気も起こらなかったのですが、ドイツへ引っ越して来たことで、もう少し愛着を感じるようになってきました。つまり、前に住んでいた方のご趣味で飾られていたもの等がKapiの趣味とは違うので、だんだん気になってきたのです。

で、まず筆頭にあがったのが玄関のドアに飾るリース。以前の状態があまり好きではなかったので、ベランダにたまたま落ちて来た柳の枝を使ってリングを作り、にわかリースを自作していたのですが、もう少しステキなものにしたかったのです。

テーマは長く使える定番のリース。材料はSさんお手持ちのものと、ご自宅のお庭に落ちている枝や葉っぱを使うというナチュラルベース。まずはお庭で枝を拾って、リング作りです。ほどよい太さになったところで、アトリエへ移り、飾る小物の選定と配置を決めます。非常にセンスが問われる作業なので、結構真剣に考えました。

Sさんのアドバイスを受けつつ、なんとか配置を決め、今度は小物をリースに貼付ける作業。針金で固定したり、瞬間接着剤的なもので固定したりと、久しぶりの図工の時間でした。


1時間半くらいで、できあがり!





この写真だと、ちょっと秋っぽくみえるかもしれないですね。実際にはそんなに気になりません。造花ではなくて自然のもので作りたいと思っていたので、理想通りのものが出来上がりました。というか、かなり気に入ってます。初めて作ったにしては、なかなか上手くできていると思いませんか?(自画自賛)

ま、先生のご指導がいいからなんですけどね。

終了後は、貴重な栗どら焼きを二人で半分こして、楽しいおしゃべりで締めくくりました。


次回のリース講習会はクリスマス用でしょうかね。どんなものを作るのか、アイデアを練っておかなくちゃ。


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ドイツ風DIY初体験

2011-05-11 23:08:34 | ドイツ生活

1週間も経つと大学にも慣れました。おとといは夕方から学生主体のバーベキューに参加してドイツソーセージを堪能し、今日は誕生日を迎えた同僚のお祝いとして夕方にシャンパンを堪能してきました。


さてさて、今日のお題はドイツ風DIY。

購入したばかりの電気ドリルで張り切って(Rotaが)作業した照明の取り付けをご紹介。



まずはこの状態。


照明器具を取り付ける位置にボールペンで印をつけ、いざドリリング開始!




このドリル歯はコンクリート用。音はかなりうるさくて、耳栓が必要な事を身をもって実感した二人です。ちなみにRotaはゴーグル着用です。

黄色い物体はドリルからでるチリを回収してくれる優れもの。スイッチをいれると壁との設置面が真空状態になって一人で壁に張り付いてくれます。Rotaがドリルを買う際に見つけたアイデア商品です。





ドリル終了後、中身はこんな感じで削りカスがたまっています。ほとんどのチリが回収され、予想以上の上出来グッズです。



穴、開きました!
開いた穴にプラスチックの筒をさしこみ、ネジ穴を確保。



こんな感じで、無事取り付けられました。


必要なものを買いにDIYショップに行ったRotaの話では、電気ドリルにもビギナー用から玄人用までいろいろと種類があるし、ドリル歯も、コンクリート、木材、レンガなど用途別に多種多様のものがあるとのこと。

ドイツ人、ほんとDIY大好きなんですね。




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引越当日

2011-05-10 21:41:14 | ドイツ生活
3月末にロンドンから送り出した家の荷物は4日でブレーメンに届きました。Kapiがブレーメンに滞在した3週間の間に、ミュンスターへ持って行くもの、ブレーメンに置いて行くものを再仕分け。ミュンスターの部屋は狭い上に、家具などが何も無いため、最低限のものだけを持参すべく一人葛藤しておりました。


そして、引越当日の4月30日(土曜日)。午後3時にアパートの管理会社の人と待ち合わせ(鍵の受け渡し&最初の確認)だったため、ちょうどお昼12時頃にブレーメンを出発。我らのプジョー君ではとてもじゃないけれど荷物が入らないので、今回はレンタカーです。



例によって、バックミラーはほぼ使えず。


ブレーメンの家を整理した結果、クローゼットとテーブル(両方とも前に住んでいた人から譲り受けたもの)を分解して持って行く事にしたため、車の中にはこれらの板や足も入っています。


2時間弱でミュンスター到着。近くのピザ屋でお昼を食べ、いざ不動産屋さんとの内覧へ。


鍵をもらい、電気、窓、キッチンセットの使い方など一通りの説明をしてもらいました。大学の秘書さんを通して、少しでもいいから英語が話せるスタッフさんをお願いしていたため、意思疎通は問題ありませんでした。



何もない部屋でまずは周辺観察中のRota.


窓の景色からわかるように、非常にのどかなところです。Kapi所属の研究室は市街地の一番外側にあり、アパートはさらにその外側にあるため、朝晩は野うさぎがピョコピョコ散歩し、少し歩けば牛や馬がいる牧草地や畑が広がるような所です。今までの人生で一番の田舎に住むことになるのは間違いないです。

そして、このアパート、実はまだ完成していません。入居者が決まっている部屋だけは先に仕上げたようで、他の部屋や廊下は毎日朝早くから工事の人が働いています。


Kapi部屋より。ここは中庭で、いずれ芝生や木が植えられる予定。道路に面していないので静かです。


何にも無い部屋の天井付近から垂れ下がる照明用のケーブル。電気ドリルをもっていなかった我々、とりあえず照明の設置は後回し。


荷物の運び出しを済ませ、今度は最低限必要なものを買いに隣町のOsnabrückにあるIKEAへ。ミュンスターからは車で30分くらいです。ドイツは駅などの一部の飲食店を除き、日曜はほぼすべてのお店が閉店なので、どうしても土曜日中に行く必要がありました。



夜はこんな感じ。フローリングに敷いたうす~いマットの上でご就寝でございます。

電子レンジ、浄水器などの生活必需品はあらかじめブレーメンで購入していたので、飲食の心配はありません。しかし、やはり照明がないのが一番不便なうえに、テレビ、インターネットがないと夜に暇をもてあますことも実感。日が長くなった時期でまだ助かりました。これが、夕方4時頃には暗くなる冬だったら、、、と考えるだけでもうんざりしますね。


というわけで、何も無い部屋での1週間サバイバル生活のスタートとなりました。








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