10/30。
今シーズン2回目のベルリンフィルコンサート@ベルリンへ。今回はマーラーの交響曲2番「復活」です!
指揮はラトル氏。
今回の座席は右側後方。最後列だったので、後ろを気にしなくてよかったので気楽でした。
舞台上にはステージいっぱいに団員の座席が敷き詰められ、まだ誰も舞台上に出て来ていないのに「さすがマーラー!」といえるような迫力がありました。
1曲目はSchoenbergの"A Survivor from Warsaw" 。全く知らない曲です。
開演時間とともに、合唱団が入ってきました。
んん??
1曲目から合唱団が入るのか?
まさか、休憩なしでマーラー突入か?
いろんな疑問がわき上がる中、ラトルと共に一人のおじ様が登場。
なんと一曲目はセリフ(ナレーション?)入りでした。オーケストラに合わせて、ときおりおじ様によるナレーション(英語)と合唱が入るという面白いものでした。
そして、そして、、、
なんと、そのままマーラー2番が始まったのです。一瞬、ラトル氏の指揮棒が止まったと思った次の瞬間、マーラーの冒頭部の旋律が聴こえてきました。心の準備が整わないうちに「え、え~っ!」という感じで始まって本当にびっくり。こんな演出は初めてです。
前回、今シーズンのオープニングコンサート(8/27)で聴いたマーラー交響曲1番は、まだエンジン全開になっておらず、正直なところ不完全燃焼だったのですが、今回は素晴らしかったです!気合い入れてチケットを取った甲斐がありました。
演奏が素晴らしかっただけでなく、演出も凝っていて面白かったです。マーラー2番には舞台裏で演奏する箇所が何度かあるのですが、ファゴットの人が演奏途中でそーっと舞台裏に消えて行って、しばらくしてまた忍び足で戻って来たり、メゾソプラノの歌手がいつのまにかステージの左奥に現れていたり、パーカッションの人がそーっと忍び足でステージ左から右へ横切ったと思ったらティンパニの補佐にまわっていたり、と目でも楽しめるコンサートとなりました。
最終楽章では舞台裏で吹いていた団員もステージ場にそっと出て来て、総勢ホルン10本、トランペット10本という圧巻のフィナーレ。こんなに耳で聴いて目で見て楽しめるコンサートはなかなかないです。最後は鳥肌が立ちました。
結局、休憩なし、楽章間の休みも最小限というぶっ通しの演奏会となりました。お客さんも大満足で、ほとんどの人がスタンディングオベーション。我々の座席のまわりにいた人々もすごく満ち足りた顔で席を後にしていたのが印象的でした。
おととしの年末に聴いたベルリンフィルのマーラー交響曲3番の演奏にはかなわないものの、これまで聴いたコンサートのトップ3に入る素晴らしいものでした。
さて、次回のベルリンフィルは12月です!
楽しみ~。
私信:Rota、何か感想があれば追記でどうぞ。
今シーズン2回目のベルリンフィルコンサート@ベルリンへ。今回はマーラーの交響曲2番「復活」です!
指揮はラトル氏。
今回の座席は右側後方。最後列だったので、後ろを気にしなくてよかったので気楽でした。
舞台上にはステージいっぱいに団員の座席が敷き詰められ、まだ誰も舞台上に出て来ていないのに「さすがマーラー!」といえるような迫力がありました。
1曲目はSchoenbergの"A Survivor from Warsaw" 。全く知らない曲です。
開演時間とともに、合唱団が入ってきました。
んん??
1曲目から合唱団が入るのか?
まさか、休憩なしでマーラー突入か?
いろんな疑問がわき上がる中、ラトルと共に一人のおじ様が登場。
なんと一曲目はセリフ(ナレーション?)入りでした。オーケストラに合わせて、ときおりおじ様によるナレーション(英語)と合唱が入るという面白いものでした。
そして、そして、、、
なんと、そのままマーラー2番が始まったのです。一瞬、ラトル氏の指揮棒が止まったと思った次の瞬間、マーラーの冒頭部の旋律が聴こえてきました。心の準備が整わないうちに「え、え~っ!」という感じで始まって本当にびっくり。こんな演出は初めてです。
前回、今シーズンのオープニングコンサート(8/27)で聴いたマーラー交響曲1番は、まだエンジン全開になっておらず、正直なところ不完全燃焼だったのですが、今回は素晴らしかったです!気合い入れてチケットを取った甲斐がありました。
演奏が素晴らしかっただけでなく、演出も凝っていて面白かったです。マーラー2番には舞台裏で演奏する箇所が何度かあるのですが、ファゴットの人が演奏途中でそーっと舞台裏に消えて行って、しばらくしてまた忍び足で戻って来たり、メゾソプラノの歌手がいつのまにかステージの左奥に現れていたり、パーカッションの人がそーっと忍び足でステージ左から右へ横切ったと思ったらティンパニの補佐にまわっていたり、と目でも楽しめるコンサートとなりました。
最終楽章では舞台裏で吹いていた団員もステージ場にそっと出て来て、総勢ホルン10本、トランペット10本という圧巻のフィナーレ。こんなに耳で聴いて目で見て楽しめるコンサートはなかなかないです。最後は鳥肌が立ちました。
結局、休憩なし、楽章間の休みも最小限というぶっ通しの演奏会となりました。お客さんも大満足で、ほとんどの人がスタンディングオベーション。我々の座席のまわりにいた人々もすごく満ち足りた顔で席を後にしていたのが印象的でした。
おととしの年末に聴いたベルリンフィルのマーラー交響曲3番の演奏にはかなわないものの、これまで聴いたコンサートのトップ3に入る素晴らしいものでした。
さて、次回のベルリンフィルは12月です!
楽しみ~。
私信:Rota、何か感想があれば追記でどうぞ。
これだからベルリンフィルはやめられない!という演奏会でした.こういう高いクオリティでマーラーを聴けることに感謝しなくては(ならないのでしょう,きっと).
一部メンバーや指揮者が違いこそすれ,同じオケ,同じ会場,同じ曲のDVDを以前から見ているので,それを生で体験しているのかと思うと,夢のようでありました.