13日、土曜日。
クリスマスコンサート第一弾に行ってきました。
場所はBristol Cathedral
演目はヘンデル「メサイア」
オケはEmerald Ensemble
メサイアを生で聴くのは初めてです。中高時代にKapiはクリスマス礼拝(ミッション系の学校だったため)でメサイアの合唱曲を数曲歌ったことがあり、ずっと聴きに行きたいと思っていながら、なかなかチャンスがなかったので、とっても楽しみにこの日を待っていました。
会場に着くと、すでにたくさんの人が集まっていました。今まで何度かBristol Cathedralのコンサートに来ましたが、今日ほど人が集まっているのは初めてです。用意されたイスの90%はうまっているのではないかと思うほど。一般の教会のため、コンサートホールのように床が斜めになっているわけではないので、一番後ろの座席からはほとんどステージが見えないのではないでしょうか。
柱の陰でステージが見えない人のために、各柱の脇にはテレビモニターが備え付けられていました(かなりびっくり)。ステージがよく見える座席を指定しておいて大正解でした。
オケは小編成、コーラスは30人くらいで、教会にちょうどよい規模だったと思います。音も声も良く響き、とっても美しかったです。
↓Bristol Cathedral前の広場。イルミネーションがきれいです。

後半の「ハレルヤコーラス」が始まったとたんに、聴衆のみなさんが突然起立しだし、びっくりした我々は思わず顔を見合せてしまいました。まわりにもキョトンとしている人が何人かいましたが、多くの人は迷わずに立ち上がっています。
「なんだなんだ?」「有名な曲だから全員で歌うのか?」
などど思いながら我々も起立しました。
その後、何もかわったことは起こらず、みな立ったまま静かに聴いているだけです。曲が終わると、今度は全員着席しました。またもや顔を見合わせた我々も、訳がわからないまま、まわりに従って座りました。
その後は静かに座ったまま最後の曲を迎えました。
一体何だったのでしょう。。。早速、家に帰ってから調べてみました。
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1743年、初めてロンドンで演奏された際、国王ジョージ2世が、ハレルヤコーラスの途中に起立し、後に観客総立ちになったという逸話がある。これは、かつて英国で全知全能の神を讃える賛歌が演奏される際には起立する習慣があったことによる。今日のメサイアコンサートで聴衆がハレルヤコーラスの部分で立ち上がるのも、この逸話に端を発している。
(ウィキペディア参照)
-------------------
ということでした。
ヨーロッパの伝統にふれる貴重なひとときを体験できたということですね。
メサイアはこちらの人々にとって、日本におけるベートーベン「第九」に匹敵する曲なのではないかと思います。クリスマス前になるとあちこちで演奏会が行われるようです。
ちなみに、第九の演奏会は皆無です。。。
数年前、コーラスの一員として第九の演奏会に参加したことのあるKapi、「いつか教会でメサイアを歌いたい!」と秘かなる願望がフツフツと湧き上がってきました。果たして実現できるでしょうか??
クリスマスコンサート第一弾に行ってきました。
場所はBristol Cathedral
演目はヘンデル「メサイア」
オケはEmerald Ensemble
メサイアを生で聴くのは初めてです。中高時代にKapiはクリスマス礼拝(ミッション系の学校だったため)でメサイアの合唱曲を数曲歌ったことがあり、ずっと聴きに行きたいと思っていながら、なかなかチャンスがなかったので、とっても楽しみにこの日を待っていました。
会場に着くと、すでにたくさんの人が集まっていました。今まで何度かBristol Cathedralのコンサートに来ましたが、今日ほど人が集まっているのは初めてです。用意されたイスの90%はうまっているのではないかと思うほど。一般の教会のため、コンサートホールのように床が斜めになっているわけではないので、一番後ろの座席からはほとんどステージが見えないのではないでしょうか。
柱の陰でステージが見えない人のために、各柱の脇にはテレビモニターが備え付けられていました(かなりびっくり)。ステージがよく見える座席を指定しておいて大正解でした。
オケは小編成、コーラスは30人くらいで、教会にちょうどよい規模だったと思います。音も声も良く響き、とっても美しかったです。
↓Bristol Cathedral前の広場。イルミネーションがきれいです。

後半の「ハレルヤコーラス」が始まったとたんに、聴衆のみなさんが突然起立しだし、びっくりした我々は思わず顔を見合せてしまいました。まわりにもキョトンとしている人が何人かいましたが、多くの人は迷わずに立ち上がっています。
「なんだなんだ?」「有名な曲だから全員で歌うのか?」

などど思いながら我々も起立しました。
その後、何もかわったことは起こらず、みな立ったまま静かに聴いているだけです。曲が終わると、今度は全員着席しました。またもや顔を見合わせた我々も、訳がわからないまま、まわりに従って座りました。
その後は静かに座ったまま最後の曲を迎えました。
一体何だったのでしょう。。。早速、家に帰ってから調べてみました。
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1743年、初めてロンドンで演奏された際、国王ジョージ2世が、ハレルヤコーラスの途中に起立し、後に観客総立ちになったという逸話がある。これは、かつて英国で全知全能の神を讃える賛歌が演奏される際には起立する習慣があったことによる。今日のメサイアコンサートで聴衆がハレルヤコーラスの部分で立ち上がるのも、この逸話に端を発している。
(ウィキペディア参照)
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ということでした。
ヨーロッパの伝統にふれる貴重なひとときを体験できたということですね。
メサイアはこちらの人々にとって、日本におけるベートーベン「第九」に匹敵する曲なのではないかと思います。クリスマス前になるとあちこちで演奏会が行われるようです。
ちなみに、第九の演奏会は皆無です。。。
数年前、コーラスの一員として第九の演奏会に参加したことのあるKapi、「いつか教会でメサイアを歌いたい!」と秘かなる願望がフツフツと湧き上がってきました。果たして実現できるでしょうか??