令和2年度(第69回)名古屋国税局酒類鑑評会
今回より評価基準が変更になり吟醸酒の部に純米吟醸(大吟醸)は含まれず、純米酒の部に移り、本醸造の部がなくなり新たに燗酒の部が新設されました。。
よって部門としては吟醸酒の部(アル添の吟醸規格)、純米酒(純米大吟醸を含む純米規格)及び燗酒(純米、本醸造を問わない)の3部門で実施されまた。
期間は令和2年9月28日(月)、29日(火)と吟醸酒の部及び純米酒の部の審査、9月30日(水)、10月2日(金)に燗酒の部の審査が行われました。
(1) 吟醸酒の部
令和元酒造年度に自己の製造場で製造した吟醸酒及び大吟醸酒を評価対象
(2) 純米酒の部
令和元酒造年度に自己の製造場で製造した純米吟醸酒及び純米大吟醸酒を評価対象
(3) 燗酒の部
自己の製造場で製造した清酒を評価対象
【出品場数と優等賞】
吟醸酒の部に49製造場(49点)、純米酒の部に67製造場(67点)、燗酒の部に64製造場(120点)の合計72製造場(236点)からの出品があり、品質評価の結果、吟醸酒の部の17製造場(17点)、純米酒の部の26製造場(26点)及び燗酒の部の24製造場(30点)が「優等賞」に選出されました。
【品質評価員の基準】
清酒のきき酒に精通した、当局管内4県の酒造技術指導機関職員、独立行政法人酒類総合研究所職員、学識経験者、酒造・卸酒販・小売酒販の各組合から推薦を受けた者及び鑑定官室職の延べ33名で品質評価が行われた。
【審査方法】
吟醸酒の部及び純米酒の部については、伝統型酵母とその他の酵母とに分けて、18~20℃で、燗酒の部については、45℃の温度帯で品質評価が行われた。
【結果】
純米酒の部で純米大吟醸 玉柏が、燗酒の部で本醸造 玉柏が優等賞を受賞することができました。
■「純米酒の部」で純米大吟醸 玉柏が優等賞を受賞
■「燗酒の部」で本醸造 玉柏が優等賞を受賞
■名古屋国税局酒類鑑評会の優等賞受賞は24年連続となります。
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