いよいよ今期仕込みの原料米を手配する時期になりました。
今年、収穫された新米飛騨誉(岐阜県酒造好適米)を事前に組合に連絡して発注をします。
これがまた大変
好適米の予約発注は1年前に希望数量を提出※1年以上も前から事前に製造見込みをたてるので直前での好適米の急な変更はとても困難となります。(組合の場合)
さらに酒造期が近づき原料米を購入しようとすると玄米の場合、入荷希望日のほぼ半月前(白米の場合1ヶ月前)にオーダーを入れなければなりません。
原料米代金は入荷日の8日前ぐらいに現金で支払います。※いまどきの商売で1年前に予約し、数量変更は難しく、代金は先に支払う商売があるでしょうか
こんなリスクの高い事をやっていたのでは、ますます組合の存続と地酒メーカーの存続が危惧されます。※好適米(1等以上)にこだわらなければ上記のことは関係ありません。
また好適米の新米入荷を希望する場合、現状が一番早い時期での手配となります。(※これより早い仕込を行おうとすると一般米か古米の選択になります)