先日、中日新聞の記事に岐阜県で開発された酵母「泡なしG酵母」の紹介がありました。
平成9年頃、現岐阜県産業技術センター食品研究部でG酵母の開発が行われ、この酵母は9号系派生株と10号酵母の混合もろみより選抜された酵母で華やかな吟醸香(現在主流のカプロン酸系とはことなります)と高い発酵力が特徴でした。
平成23年このG酵母に発酵時の泡があがらなく、発酵タンクの容量を最大限活用でき、もろみ後半の泡が引いた時のタンクの淵が汚れない「泡なし」タイプが開発されました。 これが「泡なしG酵母」です。
当社では超辛口のお酒「あんどん燗」に使用しています。
「あんどん燗」はG酵母を使用することで華やかさの中に落ち着いた香と、超辛口まで発酵させても衰えない発酵力、さらに飛騨誉を使用することで超辛口にしても辛く感じさせない飛騨誉のふくらみを表現できればと思います。
さらに燗をすることでふくらみのある超辛口の味が活かせると思います。