暗闇検校の埼玉県の城館跡

このブログは、主に、私が1980年代に探訪した中近世城館跡について、当時の写真を交えながらお話しするブログです。

二十二夜塔 (小川町)

2017-10-17 20:36:20 | 神社仏閣・その他
小川町から槻川沿いに東秩父村に入ると、切通しを過ぎてすぐふたつに道が分かれます。

左に曲がって川沿いに低い土手の上の道を走ると、笠山に登る道がありますが、

その手前に、杉の美林に囲まれた二十二夜塔があります。





月待、庚申待とは、二十三夜、庚申の日などの夜中睡眠中に、腹中に潜む虫が天界に昇って、宿主の悪行を報告して、

寿命を縮めるため、虫を天界に昇らせぬよう、夜明かしをする祭りのことです(思い切り平たく説明いたしました)。





花粉症で煩わしく思われるスギの木ですが、ここは清浄の気に満ちて美しい。

傍らには、槻川支流の谷川が流れています。





さて、二十二夜塔です。







ほぼ同じアングルですが・・・・。

先には、大きな民家があります。






まるで、映画に使われそうなロケーションです。

個人のお宅ですから、あまり撮影するのもよくありませんが。

でも、一日じっと眺めていたくなるような好ましい風景です。

周辺には、石仏も多数ありますので、そういったものを訪ね歩くのもいいと思います。



最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (小川町民)
2019-07-28 09:13:59
残念ながら切通を越えてもまだ小川町で、二十二夜塔までずっと小川町内を道路が走っています。
返信する

コメントを投稿