比企丘陵は里修験のメッカで、様々な場所に修験道の痕跡を見出すことができます。
正法寺にも行場跡があるのですが、ここはかなり大規模で、数十基の岩窟が長い岩の差かに沿って続いています。
1983~84年頃、この行場跡はまだ精気にあふれ・・・・遺跡に精気というのもおかしな話ですが、
総毛だつような迫力がみなぎっていました。
。
2007年、この行場跡を久しぶりに訪ねて驚いたのは、坂道がすっかり木の葉で埋もれ、
岩窟群も深く木の葉に埋もれていたことでした。
おまけに行く手を数本の倒木が塞いでいました。
なんとなく、「これ以上はいって来るな」と言われているような気がしました。
行場入り口付近の比較的綺麗な岩窟です。
高校生時代に読んだ『山伏まんだら』という本の中に、こうした岩窟で修行することは、
胎蔵界曼荼羅の中で修行するのと同じ意味を持っていたという記述がありました。
新たなる力を持って生まれてくる。
異様な迫力を感じたのは無理のないことだったのかもしれません。
正法寺にも行場跡があるのですが、ここはかなり大規模で、数十基の岩窟が長い岩の差かに沿って続いています。
1983~84年頃、この行場跡はまだ精気にあふれ・・・・遺跡に精気というのもおかしな話ですが、
総毛だつような迫力がみなぎっていました。
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2007年、この行場跡を久しぶりに訪ねて驚いたのは、坂道がすっかり木の葉で埋もれ、
岩窟群も深く木の葉に埋もれていたことでした。
おまけに行く手を数本の倒木が塞いでいました。
なんとなく、「これ以上はいって来るな」と言われているような気がしました。
行場入り口付近の比較的綺麗な岩窟です。
高校生時代に読んだ『山伏まんだら』という本の中に、こうした岩窟で修行することは、
胎蔵界曼荼羅の中で修行するのと同じ意味を持っていたという記述がありました。
新たなる力を持って生まれてくる。
異様な迫力を感じたのは無理のないことだったのかもしれません。
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