岩殿観音。
その名前は、観音堂を取り囲む屏風のような岩山にあるようです。
坂上田村麻呂の悪龍退治伝承をもち、養老年間に創立されたと伝えられる正法寺ですが、
この観音堂は明治期のものだそうです。
彫刻はなかなか立派です。
埼玉県内の古刹の彫刻は見ごたえのあるものが多いですね。
千社札が多いですね(笑)
新しいものはともかく、古い札は、もはやお堂の一部になってしまっているように感じます。
これは境内にある天然記念物の大イチョウです。
正法寺には、他にも渋い文化財があります。
これは、青石塔婆を六角柱状に配置し、上に笠石を乗せた六面幢です。
非常に重要な仏教遺跡ですが、破壊され、現在のように補強整備されました。
最後に、解説パネルです。
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