汚染された水田でエサをついばむ白鳥の群れ、岩手県にて
愚かな人間のせいで、動物も植物も予想できない未来へ
岩手の実家に10日あまり滞在して、天国に旅たった弟を
見送ってきました。
姉弟そろって病院に泊まり込み、みんなに見送られて旅たちたい
と言う弟の希望に応えてきました。
死んでも社会の役に立ちたいと、医科大学に献体を希望していたので
遺体は直ちに医科大学に搬送され、母を悲しませましたが、本人の
強い希望だったので、その通りにいたしました。
遺骨が帰ってくるのは、最長で3年という事で、遺族もびっくり
しましたが、正式な葬儀は、遺骨が帰ってから執り行うように遺言
されたので、お別れ会という形で、ご近所や親戚の方に供養して
いただきました。
その際、正式な葬儀では無いので、戒名はつけられないとのことで
白木の位牌に俗名を書いていただきました。
日頃、お寺さんと親交が有る方のお世話で、前例のない供養形式でしたが
お坊さんにも快く引き受けていただき、身内だけのお別れ会のつもりが
大勢の方の参加をいただきました。
参加していただいた方々に、心から感謝いたします。
尚、今後献体を考えている方の参考のために、書きますが
医科大学に搬送されるとき、小さい箱に、遺髪と指の爪を切って
入れた遺骨代わりが渡されます。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
10日以上もブログをお休みしたにもかかわらず、毎日100名以上の
方が当ブログを訪れてくださいました。
訪問したくださった皆様、ありがとうこざいました。
今年も残すところ数日、皆様の健康をお祈りいたします
新しい年が、災害復興の力強い年で有りますように。