「ルイーサ」
WOWOWで放送されたものを録画していました。
タイトルは女性の名前、ルイーサ。
猫と一人暮らしの女性の物語。愛猫ティノは唯一、彼女の家族。
朝、ティノが目覚まし代わりにベッドにとび乗り起こしてくれる。
ティノと話ながら、淡々と毎日同じ身支度を繰り返し、
紺のコートを着て、早朝にバスで勤務先の「安らぎ霊園」に向かう彼女。
年齢は60歳位、勤続年数30年、この霊園の電話番と受け付けをしている。
この霊園には彼女の亡くなった家族が眠っているので、
出社前にはいつも墓石を掃除し、花を添える。
そういう毎日の繰り返しの筈が。。。ある朝、ティノが起こしに来ない。
唯一の家族のティノの死。愕然としながらも仕事に急ぐルイーサ。
結局、ティノを箱に入れて持って出てしまっている。
大雨も降る中、職場に遅刻ながらも出勤すると、霊園の社長が待っている。
普段は電話で連絡を入れるだけの二代目若社長。ろくでもない人物。
その社長からいきなりの解雇を言い渡される。
「今までの遅れている給料と退職金は?あと1年で定年なのよ!」と言っても
社長は「お金の事は銀行に言ってくれ!」と突き放す。
赤い箱に入ったティノを持って、もう1つの職場へ。
そこは女優クリスタル・ゴンザレスの自宅。
彼女はそこのクリーニングや留守番の仕事もしていた。
しかし、なんとそこでも解雇。理由は女優引退で地方に引っ越すという。
職を一度に失い、独りぼっちのルイーサ。
悲観に暮れる彼女の元に銀行から、口座を取り上げるとの通知。
残高はたった20ペソ50セント(5ドルくらい)
ベッドに入っても悪夢にうなされる日々。
動物霊園に電話。猫の火葬はいくらか聞いてみた。
300ペソ!
なんとしてもこのお金だけは作らなくては。。
彼女の新しい日々が始まります。
続きも読みたい??